太陽の光を一杯に浴びて

真っ赤に熟れたトマトで

体を老化を進める活性酸素から守る。

健康美人・素肌美人をつくる

トマトジュース

を作りましょう

■ トマトの栄養と効用

ビタミンC、Aが豊富なほか、ビタミンB、カルシウム、カリウム、鉄、βカロチンなど色々な栄養素がたくさん含まれています。

トマトの赤い色に含まれているリコピンは、老化の原因と言われている活性酸素を退治してくれる物質で、熱にも強く、ジュースやソースにすると体内への吸収がUPします。
また、がん予防、生活習慣病などにも効果があります。
リコピンを効果よく、体に取り入れるためには加熱すると吸収率が良くなります。

カリウムは、体の中に多く塩分があると余計な塩分を外に出す働きがあるので、血圧を下げる効果があります。(高血圧の予防)

ペクチンは、コレステロール値を下げ、水溶性食物繊維が腸内環境を整えて便秘を解消します。

ビタミンCは、肌を形成するコラーゲンを作り出すのに役立ち、コラーゲンは、肌の張りをkeepする力があるので小ジワの予防にも効果があり、また、オリゴ糖と植物の色素や苦味の成分であるポリフェノールの働きにより細胞内のメラニン色素量が低下し、美白効果(シミ・ソバカスの予防)もあります。

細菌に関する抵抗力を高める働きもあるので、風邪の予防にも効果があります。

タバコを吸われる方は、1本吸う度に25mgのビタミンCが失われていくので意識して多めにビタミンCを摂ることをお勧めします。


■ トマトジュースで 健康美人・素肌美人

その燃えるような真っ赤な色。
その色のもとはリコピンと言われるカロチノイド色素の一種です。
トマトの代名詞ともいえるリコピンですが、リコピンにはこう酸化作用があることが発見されています。
トマトの色が赤ければ赤い程、抗酸化作用が強いと言うのです。

ということは完熟したトマトなら最高って事ですね。
さあ、この夏最盛期の完熟した真っ赤なトマトで、自家製のトマトジュースを作ってみましょう。
リコピンがふんだんに含まれているトマトジュースは最高の飲み物です。

また、トマトに含まれる栄養素の一つであるビタミンKは骨粗しょう症の予防に効果があるといいます。
トマトに含まれる栄養の成分である食物繊維やビタミン、ミネラルなどは、トマトが熟していくにつれてそれぞれの量が増していくそうですから、完熟したトマトを原料に作られるトマトジュースは栄養豊富で、理想的な健康に良い飲み物です。


■ トマトジュースの美味しい飲み方
トマトジュースにレモンを数滴たらして飲めば、サッパリとした味になります。
また、お酢、黒酢やビネガーを少し入れてもサッパリ感覚でいただけます。
牛乳で割るとまろやかになってどなたにも飲みやすくなります。
トマトジュースにコンソメスープの素を溶かして飲むとスープとしていただけます。
いろんな野菜を入れて野菜スープとしても頂けます。
ビールとトマトジュースを半々で割って飲むと、これまた美味しい。


■ トマトジュースの作り方

●トマトジュースの作り方 その@
トマトを適当な大きさにカットし、ジューサー(ミキサー)にかけます。
ミキサーの場合、皮をむくとより滑らかになり飲みやすくなります。
お好みで塩を少々入れてお召し上がり下さい。
生のトマトの持つ甘みが強調されます。
また、レモンを搾ったものを少量入れると、味が整い
すっきりお召し上がりいただけます。

●トマトジュースの作り方 そのA
トマトは水洗いをする。
へたを切り小さく切る。
鍋に入れて つぶしてガスにかけて火にかけ、
柔らかくなるまであくをとりながら煮る。
柔らかくなったら好みで少量の塩を入れてもよい。
かすが混ざっているようなら細かいざるでこす。
ペットボトルに入れて出来上がり。
さまして冷蔵庫で1週間ぐらいは持ちます。
冷凍庫であればいつまでも好きな時に飲むことができます。

●トマトジュースの作り方 そのB
真っ赤な完熟トマトがたくさん手に入ったらトマトジュースを作ってみてください。
自家製ジュースで元気になれますよ。
【材料】
・トマト 1kg  ・たまねぎ 2分の1個  ・にんにく 1かけ
・砂糖 4分の1カップ  ・塩 小さじ1
【作り方】
1、 トマトは包丁でへたをえぐり取って大雑把に切ります。
たまねぎ、にんにくは薄くスライスしておきます。
2、 鍋に1の材料を入れ、火にかけます。
木べら等で時々かき混ぜながら、中火で30分ほど煮ます。
途中で砂糖と塩を加えます。
砂糖の量は、トマトの甘味とお好みで加減します。
3、 充分に水分がでたところでざるでこします。
又は、濃度の濃いジュースをお好みの場合はミキサーにかけます。

●トマトジュースの作り方 そのC
【材料】
・トマト 1s  ・塩(ジュースの0.3%)  2〜2.5g  ・保存用ガラスビン
● トマト
ジュース原料のトマトは完熟したトマトを用いるのが肝要です。
ヘタの所まで真っ赤に熟したトマトでないと色も良くありません。
また、ジュースの歩留まりが少なくなります。
完熟していないトマトの場合は3〜5日くらい室内において、追熟させ、
真っ赤にしてから用いましょう。
トマトは品種により、甘味、酸味、皮の厚さ、種の状態が異なります。
ジュースにするにはそのまま食べてもおいしいトマトを用いることがポイントです。
完熟トマト1kgを原料にすると750mlくらいのトマトジュースができます。
● 食塩
食塩を少し加えることでトマトの甘味が引き立ちます。
加える量は好みで良いのですが、0.3%程度加えれば十分です。
加えすぎると塩味が強くなり、飲みにくくなります。
● 容器
トマトジュースの保存容器としてはビールビンが優れものです。
ビールビンの栓は新しいものを使わなければなりませんが、最近は手作りビール
の流行もあり、栓や打栓用の道具も比較的簡単に手に入ります。
【作り方】
(1) 原料のトマトは水洗いする。
(2) トマトのヘタを取り、未熟なもの、腐敗しているものを除く。
(3) トマトを二重釜に入れ、トマトがドロドロになるまで煮る。
(4) トマトが煮とけたら、パルパーフィニシャーにかけ、皮と種を除く。
(5) 裏ごしして皮と種を除いたトマトの果汁を入れ、食塩を0.3%くらい加えて、90℃まで加熱する。
(6) トマトジュースが熱いうちに、殺菌した熱いビンに詰め、栓をする。
(7) ビンに詰めたら直ぐに80℃で30分間加熱殺菌する。
(8) 80℃で加熱を終えたビンは30分間横に寝かして放冷する。
(9) 30分間放冷したら、流水で冷却する。
(10) 冷えたらビンの外側の水をふきとる。
(11) ラベルをはり、冷暗所に保存する。




 

   















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有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001