こんなに美味しいものがあったのだ!
お吸い物、鍋物、汁の実に
三杯酢、わさび醤油、天ぷらに
ツルンとした舌触り!
プリプリする歯ごたえ!
ツルツルしたのど越し!
 
秋田県山本三種町
じゅんさい



 
秋田県山本郡三種町 日本の約8割のじゅんさいがこの町で生産されます。
田んぼの中にポツリポツリとじゅんさい沼が晴天の中、きらきらと輝いています。
 
この地区では昔から自生していたじゅんさい。
今では使わなくなった田んぼを利用してじゅんさいを栽培しています。

   
 
 
夏の風物詩と言われる「じゅんさい」は、淡白な味とプリプリする歯ごたえ、ツルンとした舌触り、ちょっと土臭いような野生の香り、独有のヌメリとツルツルした喉ごしはが、調和して絶妙な風味をかもし出し、初夏の風味として食通に珍重されています。
 
じゅんさいはスイレン科の植物。ハスの仲間です。
 
じゅんさいの周りにはゼラチン質がたっぷりとついて、このゼラチン質が害虫や小動物から身を守る働きをいしています。
特に若葉と花芽の間にはたっぷりとゼラチン質がついていて、プルルンととても美味しそうです。
 
サイズもいろいろありますが、ここ山本では大き目のじゅんさいのほうが食べがいがあると好まれるのだとかで、みなさんはこの時期には毎日、じゅんさいをお味噌汁や鍋にして召し上がっているそうです。
 
鍋?そう、じゅんさい鍋はこの地方の名物。
鶏肉をベースに、きりたんぽのようにしょうゆ味の鍋を作ります。
そして最後にせりと一緒にじゅんさいを入れて色が変われば完成。
暑い中、汗をかきながらフーフー言っていただくのが一番のご馳走です。
 
他にも酢味噌和え、酒かす和えなどいろいろな食べ方があります。
三杯酢などさっぱりしたものと良く合いますね。
 
このじゅんさいを美味しく育てるひけつはなによりも水。
山の湧き水をため、落ち葉の養分がじっくりと溶け込んだため池から水を引いています。
その養分がこのじゅんさいを育てるのに大きく役立っているのです。
 
農家の方たちは、じゅんさいを収穫するだけでなく、その時にでる、葉っぱなどのごみなどをていねいにとることで、常にきれいな水が保たれ、じゅんさいは美味しく育ちます。
 
収穫もとてもデリケートな作業ですが、池のメンテナンスにも非常に細やかな作業が要求されるのです。

 
生のじゅんさいは6月から8月にかけて出回ります。
古事記では初夏の季語になっています。
湖沼に小船を浮かべてじゅんさいを採る風景は、初夏の風物詩になっています。
 
舟は半畳ほどの小さな木製。
お母さんたちは朝早くから、夕方遅くまで一日中座りながら中腰になってじゅんさいを摘みつづけます。
ベテランの方は一日に20キロ以上も収穫するそう。
 
じゅんさいは、昔はヌナワ(沼縄)と言いました。
睡蓮科の多年生水草で、湖沼に自生する睡蓮のような草 の若芽を食べます。
昔から沼に自生していましたが、今では転作水田を利用した沼で収穫されることが多くなっています。


 
“生じゅんさい”は季節限定です
 
○販売期間・・・・・・
○お酒の肴にピッタリです!
独特のつるりとした食感と爽やかな味わいがたっぷりと楽しめます。
○秋田県三種町の風物詩
春から夏にかけて、沼に小舟を浮かべ、水中に手を伸ばして新芽や若葉をひとつひとつ丁寧に摘み採る姿は、秋田県三種町の風物詩になっています。
○食べ方もいろいろ!!例えば・・・・
おろし生姜ときゅうりを添えて、三杯酢でさっぱり。
わさび醤油で大人の味わい。
水気をよく切り、天ぷらにすると一風変わった食感が楽しみ。
地元では鍋料理にして旬の味覚を味わっています。
お吸い物にパッと放つだけで味覚と視覚の両方が楽しめます。
○賞味期限・・・・・・製造日から1週間
○保存方法・・・・・・要冷蔵
 
 
●加工“生じゅんさい”は年間あります。
 
○冷凍技術を開発しました!
国内八割の生産量を誇るJA秋田やまもと。
生のじゅんさい をいつでもご賞味いただきたいと、冷凍技術を開発しました!
※冷凍保存していたじゅんさいを、解凍し、パックにつめてお届けします。
お客様のお手元には、解凍されたじゅんさいが到着します。
再冷凍はできませんのでご注意ください。
○美味しいたれ付です
たれ付なので、水洗いしてすぐ食べることができます。
○酢醤油やドレッシング、鍋物に
独特のぬめりが特徴の初夏の味覚。
噛んだときの「ぷつん」とした歯ごたえと、「つるん」としたぬめりがなんとも言えません。
酢醤油やドレッシング、鍋物に入れてもおいしいです!
○たれ《原材料》
本醸造醤油(大豆・小麦含む)・米酢・みりん・昆布・かつお削り節(本節)
○賞味期限・・・・・・製造日から10日間
○保存方法・・・・・・要冷蔵
 
 
●じゅんさいの歴史
じゅんさいの歴史は古く、別名「ぬなわ(沼縄)」と呼ばれ、古くは、万葉集でも歌われており、西暦600年代には既に食べられていたと言われています。
 
夏の季語としても使われてきました。
独特のぬめりと、つるりとしたのどごしは初夏の味覚として親しまれてきました。
小さな浮船を竿一本で操り、ひとつひとつ丁寧に手で収穫します。
 
●じゅんさいの栄養と効能
生じゅんさい…中国医学では古くから、じゅんさいの薬効が認められています。
抗ガン作用や解熱、解毒、胃弱を治す、腫れを消すなどの効果があると言われています。
 
 
●じゅんさいの美味しい食べ方
じゅんさいは下ごしらえがポイントせす。
じゅんさいは独特のヌメリが味わいです。
下ごしらえは手早く、ヌメリが落ちてしまわないようにしましょう。
≪生じゅんさいの食べ方≫
1、じゅんさいを軽く2〜3回洗います。
このときヌメリが落ちてしまわないように注意します。
ザルに上げ水気をきります。
2、水気を切ったじゅんさいを沸騰したたっぷりのお湯に通します。
3、じゅんさいが鮮やかな緑色に変わったら、手早くすくい上げて冷水(できれば氷水が最適)で冷やします。
4、充分に冷えたら水からすくい上げ調理してお召し上がりください。
 
 
■ おすすめの風味
じゅんさいをおいしくいただくものとして、わさび醤油、酢醤油、酢味噌、ポン酢などをおすすめします。
お好みで生姜やキュウリ、きざみネギ、柑橘系の果汁などを加えるのもよい。
 
■ お吸い物
熱々の汁に、下ごしらえしたじゅんさいをパッと放すだけで独特の風味を与えます。
肉類や魚介類などは、あらかじめよくボイルしておきましょう。
 
■ 鍋  物
鶏肉、ねぎ、白たき、豆腐、ゴボウなどを鍋の具とします。
火が通って食べ頃になった鍋にじゅんさいを入れて、煮込まないで食べるのがポイント。
素材はお好みで楽しめますが、地元ではよくだまこもち(ごはんをすりつぶして団子状にしたもの、きりたんぽに似ているがだまこもちは焼かない)を入れて食べます。
寒い季節にはかかせない一品です。
 
■ 三杯酢
おろした生姜とゴマを添えて、合わせ酢がすっきりした風味を引き立てます。
 
■ 涼味じゅんさい・素麺風
冷やしたじゅんさいをたっぷり用意し、う玉をアクセントに盛り付けます。
木口ネギと本ワサビがポイント。
ざるそば用の市販のツユでも美味しく食べられます。
 
■ わさび醤油
本ワサビを使い、だし割醤油は鰹だしで。
仕上げはすだちを絞って食べると風味が増します。
 
■ 汁の実
じゅんさいをパッと放すだけで、独特の風味が味わえる。鶏肉や白身の魚が合う。
 
■ 鳥鍋
鶏肉、ネギ、白たき、豆腐、ゴボウなどの鳥鍋の上がりにゆるく卵でとじてから、じゅんさいを入れてできあがり。
 
■ 天ぷら
じゅんさいは水分をよく切ってから天ぷら粉をまぶします。
天ツユはポン酢を主体に、もみじオロシや生姜などで食べます。
 

石川県認定
有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001