私は１５年以上有機肥料だけを使い、農薬を一切使わず栽培しています。

土が生きている、そんな中で自然のエネルギーを一杯受けて育つ玉ねぎです。

それは成育初期からはっきり違っています。

そして葉っぱに走る葉脈は左右対称で、乱れはありません。

慣行農法（化学肥料、化学合成農薬を使ったもの）はその葉脈には必ず乱れがあります。

また朝露（葉水）のつき方にも違いがあります。

慣行農法のものは大きなものがあり小さいものがあり葉先からポタポタと落ちたりするものです。

これから明らかに細胞の密度の違いを意味します。

当然、味、栄養価に差が出来ると考えています。

長崎県島原半島の温暖な気候と肥沃な土壌で心をこめて作りました。

自然を大切に環境に配慮した、味と安全性にこだわる野菜です。

新玉ねぎはやわらかくて甘味があり、生のまま食べるのが一番おいしいです。

とくに薄い輪切りにしたサラダがいちばん！

フライや天ぷら、炒め物、煮物、汁の実やスープにしてもおいしいです。

蒸れると腐ってしまうので、風通しのいい日のあたらないところにつるしておきます。

新たまねぎは保存がきかないので冷蔵庫に

化学肥料を一切使用せず、堆肥、ぼかしだけで土作りを行ってます

化学合成農薬を使用せず、安全性、味をテーマにした栽培です

環境保全型農業に心がけ、環境ホルモンなどの疑われる資材など使用しません

21世紀の主役、子供達の食のあり方を常に考え正しい食を推進します

健康を第一義に考えている方に食べていただきたいと思います

●　生食向きの新玉ねぎで硫化アリルを効果的に

新玉ねぎとは、黄玉ねぎや白玉ねぎを早取りし、すぐに出荷したもの。

通常、玉ねぎは日もちをよくするために、収穫してから1ヶ月くらい風にあてて乾燥させますが、新玉ねぎはすぐに出荷するため、皮が薄く、実の水分が多くてやわらかい、という特徴があります。

また、みずみずしく、辛みが少ないので、サラダなどに入れて生食するのがおすすめです。

新玉ねぎも玉ねぎも、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などを含みます。

特筆すべきは、辛みのもとになる成分、硫化アリル。

硫化アリルは熱に弱いので生食するのがおすすめ。

新玉ねぎは生食向きなので効率よく取れるでしょう。

ただし、水溶性のため、食べるときには水に長時間さらしすぎないよう、注意しましょう。

新玉ねぎは、あまり日もちがしないので、できるだけ早く食べきってしまうのがベスト。

ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存し、２～３日くらいで食べるようにしましょう。

●　『野菜で免疫力を高める』　渡邊　昌　監修　より

刺激成分のイオウ化合物と黄色い色素成分ケルセチン

ダブルのパワーでしっかりガンを予防する

世界がん研究基金の調査報告では、玉ねぎなどのネギ属の野菜は、「胃がんのリスクを下げるのはおそらく確実」と評価されています。

その機能成分が、さまざまな種類のイオウ化合物です。

玉ねぎを切ったとき目や鼻に感じる刺激成分やツンとしたにおい成分がそれ。

発がん物質などの有害物質を活性化させる酵素の働きを抑えて、それらを体外へ排出させる酵素を活性化させる働きがあります。

さらに玉ねぎには、黄色い色素成分であるケルセチンが多く含まれています。

ケルセチンは抗酸化力に優れ、活性酸素などによる細胞の損傷を防いでくれます。

ケルセチンは水溶性で加熱にも強いので、いろいろな料理に使うようにしましょう。

■　玉ねぎとじゃこのサラダ　にんにくしょうが味

ストレス緩和作用のある玉ねぎとじゃこ

にんにくのアクセントでがん予防にも

・玉ねぎ　1個、　・じゃこ　大さじ３、　・にんにく　１片、　・しょうが　１かけ

・ごま油　大さじ２、　・しょうゆ　大さじ１

１、玉ねぎはごく薄くスライスし、水にさらしてザルにあげる。

２、フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたにんにくとショウガを入れて弱火で炒め、香りが出てきたらじゃことしょうがを加えて炒める。

３、さらに1を盛り、2をあつあつのままかける。

イオウ化合物にカルシウム、ビタミンＥが取れるサラダは、

・玉ねぎ　1個、　・ひじき（乾物）　１０ｇ、　・ミックスナッツ　大さじ3

・油　小さじ１、　ポン酢しょうゆ　大さじ１、　・一味唐辛子　少々

１、玉ねぎはごく薄くスライスし、水にさらしてザルにあげる。

ひじきは水で戻し、さっと湯通しする。

２、ミックスナッツは荒く刻み、油でからっと炒め、ポン酢醤油、一味唐辛子を混ぜ合わせる。

３、玉ねぎとひじきを混ぜて器に盛り、2をかける。

・玉ねぎ　1個　・しょうが　1/2かけ　・きくらげ　３枚　・カニ（缶詰）　小1缶（９０ｇ）

・鶏がらスープ　3カップ　・酒　大さじ１　・塩、コショウ　少々　・香菜　適量

１、玉ねぎは薄切りにし、しょうがは千切り、きくらげは水に戻して千切りにする。

2、鍋にスープを入れて温め、玉ねぎ、カニを入れて人にする。

酒、しょうが、きくらげを加え、玉ねぎがしんなりして透き通ってくるまで、さらに5分ほど煮る。

3、器にもって、あれば香菜を添える。