暑い夏にこそ
ピーマンを食べよう!
ビタミンCが老化を防止
ピラジンが血液をサラサラに!
 
アクが少なくさわやかな甘味
生のままサラダにも美味しい
子供さんも喜んで食べる
宮崎県 安藤義幸さんの
「これがピーマンだ」
 
 
● 安全安心、味よし香り良し
安藤さんたちは、長年にわたって堆肥による土づくりと有機質肥料主体のおいしいピーマンづくりを続けてきました。
今年の低温下においては大変心配されましたが、これまでの土づくりのお陰か、しっかりした実が成熟しております。
殺菌剤はほとんど使いませんが、殺虫剤は可能な限り抑えて安心をお届けできるよう努力いたしております。
 
私たちのピーマンの特徴は、
@肉厚であり、
Aアク、苦味が少なく、
Bさわやかな香り、
Cほのかな甘みがあり、
D色つやの良いことです。
 
 
■ ピーマンの話
 
ピーマンを含むトウガラシの仲間の原産地は、中央アメリカ〜南アメリカの熱帯地帯で、果菜類の中でも高温性が高くて暑さに強い品種でもあります。
 
ピーマンは、英語で【グリーンペッパー】または【スイートペッパー】といいます。
ペッパーとは、とうがらしの意味で、ピーマンはとうがらしの仲間です。
その昔、かの有名なコロンブスがヨーロッパにもちかえり、ポルトガル人によってアジアの各地に広められたとされています。
 
とうがらしに含まれる辛味成分【カプサイシン】は、ピーマンにはほとんど含まれず、辛味のないトウガラシともいわれています。
 
日本にはポルトガル人によって16世紀ごろ伝えられたといわれており、江戸時代にはかなり普及し、さまざまなピーマンを含むトウガラシが導入されましたがトウガラシにくらべ一般家庭に普及してきたのは、明治初期ぐらいで、広く栽培されるようになったのは第二次世界大戦後からだそうです。
 
それから、ピーマン自体も現在にいたるまで、さまざまな品種改良がおこなわれてきて現在にいたります!
 
現在では、よく似ている「パプリカ」やピーマンを完熟させた「カラーピーマン」も多くでまわっています。
《パプリカとカラーピーマンは別物です》
 
ピーマンは辛みのない大型とうがらしの一種で、独特の香り・歯ごたえ・味を持つ夏野菜のひとつです。
食べるときは、ぜひこの歯ごたえを活かした料理で楽しみたいものです。
 
ピーマンの色について
緑色のピーマンの食べ頃は「果実の大きさが最大となり、(まだ未熟の状態ですが)硬さが十分ある時期」となります。
これを樹上で更に10日ほど熟成させると、色は黄色または赤くなり完熟することになります。
 
緑色の時においしい品種と、色づいた時がおいしい品種がありますが、黄色や赤い色のカラーピーマンは後者であり、完熟してから食べた方がおいしいピーマンと理解すると良いでしょう。
 
 
● ビタミンCの王様ピーマンは・・・
 
ピーマンに含まれるビタミンCはとても多く、トマトの4倍、レモンの2倍もあります。
さて、ピーマンは、辛味の少ないトウガラシの一種です。
 
熱帯アメリカ原産のトウガラシはコロンブスによってヨーロッパに伝わり、さまざまな品種が生まれました。
その中で辛味のないものをフランス語でピメントと呼ぶようになり、これがピーマンとなりました。
 
日本には明治時代に入ってから伝えられましたが、一般的に普及したのは50年代以降のこと。
これは日本人の嗜好に合わせた、クセのない品種の改良と食事の洋風化によるもので、それまでは青臭くて、子供に嫌われる野菜の筆頭でした。
 
現在のピーマンは果肉が薄くて特有の臭みもなく、ビタミン類が豊富な健康野菜として人気があります。
 
 
● ピーマンの主な栄養成分と効用
 
ビタミンの中でも抗酸化力の強いβカロテン、ビタミンC・Eをそろって多く含んでおります。
ビタミンCは、コラーゲンの合成を促進する作用を持ち、Eとの共同で毛細血管を健康に保つ働きもあるので、肌のトラブルを改善する上で有効に働きます。
 
また青臭い素となる成分はピラジンとよばれるもので、血液の老廃物を取り除き、血栓を防いで動脈硬化や心筋梗塞を予防する効果があるとされています。
 
トウガラシ類に特有の辛味成分であるカプサイシンも少量ながら含んでおり、新陳代謝を高め、夏バテの回復を早めてくれます。
 
 
● ピーマンの主な生理機能成分
◆クロロフィル(コレステロール値低下)
緑色の色素。抗酸化作用があり、発ガン防止。
◆カプサイシン(脂肪代謝促進)
辛味成分。脂肪燃焼。殺菌・健胃作用。疲労回復、風邪予防。
◆テルペン(自律神経調節作用)
芳香成分。
◆ルチン(毛細血管機能強化)
毛細血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化、脳血管障害を予防。
 
● ピーマンの調理上のポイント
ビタミンA・Eなどをはじめとする脂溶性のビタミンを多く含むので、油との相性は抜群です。
中華風の炒めものに使うほか、肉詰め焼きなどの料理でも独特のほろ苦さが美味しく味わえます。
 
ビタミンEは細胞の老化防止に有効に働きますが、油を使った料理とあわせて摂取すると効率よく吸収されます。
低カロリーでヘルシーなジャコや油揚げと組み合わせたり、サラダなどの具材として、生で食べてもよいでしょう。
熱湯にくぐらせると、色が鮮やかになります。


石川県認定
有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001