女性の強い味方!
便秘・肌荒れを予防 美肌効果
発がん物質の生成を抑制
高血圧、動脈硬化の予防
いまからが一番美味しい
完熟カボチャ
● かぼちゃの旬はいつ?
ほとんどの種類が夏に収穫されまですが、3〜4ヶ月貯蔵するとデンプンが糖分に分解されて美味しくなるので、 秋から冬にかけての方が旬であると言えます。
● 頼もしい女性の味方、美容食カボチャ
カボチャはカロリーがご飯の1/2程度でダイエットに適しています。
また、カボチャにはビタミン類(A,C,Eなど)や食物繊維がバランスよく含まれており、特に注目されるのがβ-カロテンです。
β-カロテンはみかんの4倍、トマトの7倍以上も含まれており、抗酸化作用があり、動脈硬化やがんなどを誘因する活性酸素を消去する作用があります。
β-カロテンを多く摂取すると、肺ガン、胃がん、子宮頸がんの発生率が少ないと報告されています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚のかさつき、肌荒れを予防します。
ビタミンCもみかんと同じくらい含まれており、免疫力を高めたり、しみ、そばかすを防ぎ、発がん物質の生成を抑えます。
また、ビタミンEはうなぎのかば焼きと同じくらい含まれており、「若返りビタミン」と呼ばれ、血行をよくし動脈硬化を予防し、高血圧、心臓病、脳卒中なども防ぐとともに、冷え症、しみ、そばかすなどを予防します。
食物繊維は大根の葉(生)と同じくらい含まれており、便通をスムーズにしてがんを予防するだけでなく、便秘からくる肌荒れも防ぎます。
このように、カボチャは栄養たっぷりな野菜です。
特にダイエット、冷え症、しみ、そばかす、便秘、肌荒れなど女性が気にかける問題を予防してくれる美容食です。
◆ 高血圧・心筋梗塞・脳卒中の予防にカボチャ
高血圧は血管の表面を傷つけ動脈硬化をもたらし、血液の流れを悪くします。
その結果、血圧はさらに高くなり、動脈硬化が一層進むという悪循環が起こります。
しかも動脈硬化が進めば、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などが発症します。
この悪循環を絶つためには血圧を下げなければなりません。
降圧薬として頻繁に用いられるACE阻害薬は、血管を強く収縮して血圧を上昇させる物質(アンジオテンシンU)の生成を抑えます。
このACE阻害作用は野菜や果物にも広く認められ、カボチャの作用は特に優れています。
また、食塩(ナトリウム)の過剰摂取は高血圧の原因となりますが、カボチャに豊富に含まれているカリウムが体内の余分なナトリウムを排出してくれます。
さらに、カボチャにはβ-カロテンが多く含まれていますが、これも動脈硬化を防ぎますので、カボチャは高血圧を予防するために大変有効です。
このように、カボチャはすばらしい血圧降下食品であり、高血圧や心筋梗塞、脳卒中の予防に役立ちます。
また、カボチャとたまねぎを組み合わせると、一層優れた血圧降下作用が認められます。
このことは動物試験や、高血圧患者を対象とした臨床試験によって検証されています。
自信を持ってお勧めします!
栗のような甘さとホクホク感
しかも優しいなめらかな食感
北海道上川郡剣淵町
剣淵 生命を育てる大地の会の
JAS有機栽培
“九重栗カボチャ”
是非食べてみて下さい!
カボチャのイメージが変わります
![]() 剣淵 生命を育てる大地の会の
“JAS九重栗かぼちゃ”の最大の特長は
栗のような甘さとホクホク感です。
つやつやした濃緑の皮を割ると、
中身は鮮やかな濃黄色。
緑と黄色のコントラストが美しく、
身がぎっしり詰まっています。
身は澱粉質が強く、
茹でてもべちゃっとならずに粉を吹くほど
ホクホクを維持します。
ビタミンEが極めて多く、βカロチン、食物繊維が多い。
血行を促進し細胞の健康維持を助け、美容にも良い。
剣淵町の四季の温度差、昼夜の温度差が生んだ、
甘くて美味しいかぼちゃをどうぞご賞味ください。
茹でても焼いても美味しさを実感!
甘みも強いので、お菓子にも向いています。
![]() ● 会長 砂田直人さんからお聞きしました
剣淵・生命を育てる大地の会農家のメンバー全員が、北海道有機農業研究機JAS認証を得ています。
化学農薬散布を行わず、除草剤も使わずに育てた、「安心と真心」の農作物を「生命のもと」と呼称し、食べていただくお客様の健康な食生活にお役立ちしたいという願いから日夜励んでいらっしゃいます。
この度会長の砂田直人さんから、北海道もかつて経験のない異常気象の中で日夜大変なご苦労をされていることをお聞きしました。
「生命のもと」、安心して美味しく召し上がっていただける健康な作物を作るために、化学肥料や除草剤を使わず、すべての農産物を「有機栽培」もしくは「特別栽培」をしています。
もっとも大切なことは健全な土作りにあり、単に有機肥料であればよいというものではなく、気候風土や栽培作物に応じた生きた土作りがだ必要です。
毎年微量要素(ミネラル)にいたるまでの土壌診断(土壌分析)を行い、その上でバランスの取れた施肥設計に基づいての土作りを重ねています。
手間隙かけて大切に栽培された剣淵のかぼちゃはでんぷん質が高く、その上でんぷん粒子が細かいので、甘くてホクホクであると同時に食感がとてもなめらかで、一層美味しく召し上がっていただけ、カボチャにたいするこれまでのイメージが変わるのではないでしょうかという。
● 九重栗カボチャ 10月一杯
● くり将軍カボチャ 九重栗カボチャに引き続いて出荷
● 白い九重栗カボチャ 11月中旬より
* くり将軍と白い九重栗については後日ご紹介します
![]() ● かぼちゃの歴史
カボチャの原産地はメキシコとガテマラにあたる中南米地域とされています。
メキシコの洞窟で紀元前7000年〜5500年の地層から カボチャの種が発見されて、中南米原産説が定説になりました。
昔の品種は果肉部が苦くて薄く食べられる部分が少なかったので、種だけを食べていました。
また、土器を作る技術がなかった時代には果実の大きな「ペポカボチャ」のなかで、外果皮が厚くて堅く強いものは種と果肉を取り除いて乾燥させ、家庭用の水や食料を貯蔵するための容器として使っていたと思われます。
しばらくして、突然変異によって甘いカボチャできました。
そして、それをアメリカの原住民が見つけて栽培種へと作り替えて、次第に発展していったのです。
コロンブスが発見する前のアメリカ大陸では、重要な作物はトウモロコシ、インゲン、カボチャだったと言われています。
アメリカ大陸の遺跡からは、数ヶ所でトウモロコシよりも古い地層にカボチャが発見されています。
これは、ある場所ではトウモロコシよりも先にカボチャが一般的に栽培され、コロンブスのアメリカ大陸発見前にカボチャはすでに重要な作物のひとつだったことを示すものです。
カボチャの種子、花、果実は食用に利用されました。
大きな種子は多量のタンパク質と脂肪を持ち、おいしく栄養価に富んでいます。
遺跡から出土した標本などからも古代のメキシコ人は、果肉が薄く、繊維の多い水っぽいミキスタカボチャの果実を捨て、その種子を煎って食べたと思われます。
日本には1541年に大分に漂着したポルトガル船が、大名の大友宗麟にカンボジア産のカボチャ (現在の日本カボチャ)を贈ったのが最初と言われています。
この時にカンボジアから持って来たのでカンボジアがなまってカボチャと呼ぶようになったそうです。
ちなみに、スペイン人やポルトガル人の宣教師たちが日本へ寄港したときには「かぼちゃ」のほかにも、サツマイモやトウモロコシ、ジャガイモなどの保存性が高い野菜類が持ち込まれました。
その後、1573年頃に長崎県に伝わってから、日本の農家でも栽培されるようになりました。
中国品種は1501〜1600年のあいだ、アメリカ品種は1863年に伝えられたと言われています。
こうして東北地方では1620年頃、京都周辺では1670年頃、東京周辺では1740年頃から普及しはじめました。
●大友宗麟(おおともそうりん)って、どんな人?
1530年、豊後国の大名・大友義鑑の嫡子として誕生しました。
難破したポルトガル船が大分県に着き、そこでカボチャが運ばれたのですが、このときカボチャを献上されたのが大友宗麟だったのです。
その後、キリシタン宣教師フランシスコ・ザビエルに出会ったことで、キリスト教に興味を示すようになります。
1578年に洗礼を受けた彼はドン・フランシスコという名前をもらいます。
そんな彼は日向国・無鹿の地にキリスト教の理想郷建国を夢見ていましたが、そのことで薩摩国の島津氏と衝突してしまいます。
この際に大友・島津と肥前国の龍造寺氏をリーダーとします。
ですが1584年に龍造寺氏は島津氏に敗れ、翌年の1585年に宗麟は大坂に行き、豊臣秀吉に九州征伐を要請しました。
1587年、島津氏が秀吉に降伏した知らせを聞いてからすぐに大友宗麟は病気のため、命を落としました。
●「宗麟かぼちゃ」
ポルトガル船が運んできたカボチャを大分県ではずっと長い間、栽培し続けていましたが、今ではどこの農家も栽培しなくなっていました。
ところが、最近になって福岡県豊前市にある三毛門というところで、大分県に伝えられたこのカボチャがまだ数軒の農家で栽培されていることが判明しました。
発見者は大分県農林水産部の普及員のNさん。
そしてNさんによって「宗麟かぼちゃ」と名付けられたのです。
この「宗麟かぼちゃ」も「日本かぼちゃ」なので甘みが少なく人気は今ひとつなのですが、加工品を作ればヒットするのではないかと考えられています。
大分県ではこのようにして再発見された「宗麟かぼちゃ」を全国に売り込もうというプロジェクトが大詰めを迎えているんですよ。
■ かぼちゃのことわざ
● 「かぼちゃの当たり年」
・容貌の醜い男性や女性の縁談がまとまること
・機敏でない者が、たまたま成功すること
現在のかぼちゃは、品質改良によって肌も形も美しいものが多い。
しかし江戸時代の初期に渡米して栽培されていた在来種は凹凸がはげしく醜いので、かぼちゃ野郎とかかぼちゃ頭などといって、人をののしる言葉に使われました。
また醜女のことも意味したので、「今年はかぼちゃの当り年」とは、不美人の結婚が多い年という意。
● 「かぼちゃに目鼻」
・丸顔で太っていて顔形の醜い形容
● 「かぼちゃがくさめ(くしゃみ)をする」
・容貌の醜いさまの形容
● 「かぼちゃの唐茄子」
・醜い人をののしっていう語。かぼちゃ野郎・唐茄子野郎
● 「かぼちゃは唐茄子」
・同じものから、結局は同じ事であるの意
● 「西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ」
・物の性質を知り、それに応じて育てよという教訓。
西瓜を作るには、まず肥料を入れて土地をよくすることが第一。
南瓜は手入れをよくしてつるを上手に整理してやれば、あとは自然によくできるという。
● 「冬至南瓜に年とらせるな」
・保存のきくのはこのころまでだから、年内に食べた方がいいということ
● 「冬至に南瓜を食べると夏病みせぬ」
・南瓜は栄養がありいいよいものだということ
● 「芝居蒟蒻芋南瓜(しばい・こんにゃく・いも・かぼちゃ)」
・江戸時代、女の人の好きな物を語呂(ごろ)がいいように、言葉の調子がいいよ うに、並べたものです。
同じ意味で「芋蛸南瓜(いも・たこ・なんきん)」というのもあります。
● 「古くてよいのは、カボチャととりあげ」
・カボチャは開花してから日数の十分経過したものが良い。 ・とりあげ婆さんもよく経験を積んだ人が良い。
● 「うまいもんだよカボチャのほうとう」
● 「朝はおねり、昼は麦飯、夜はカボチャのほうとう」
● 「ころころ転がって来たかぼちゃ」 (韓国のことわざ)
日本の棚慕他と同意】
● 「あんな奴は生まずにカボチャでも生んでおけば、
煮て食べられたものを。」 (韓国のことわざ)
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![]() 石川県認定 有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001 |