奇跡の野菜を召し上げれ!
野菜のおいしにびっくり!
 
なんと 残留硝酸帯窒素が
通常より圧倒的に低い!
だから 生でも
安心して食べられます!
 
徳島県 リバーファーム
松原克浩さんの
ミニチンゲンサイ
「ちびちん」
「ほうれん草」
「小松菜」
図 11_11
★圃場の写真
 
図 6_6
 
  生産者の松原克浩さんは1976年生まれ、徳島県徳島市出身です。
徳島工業高等学校卒業後、18歳で設計事務所に就職、22歳で建築士2級を取得し、独立し「松原建築事務所」を開業しました。
 
29歳で建築から農業に転身しました。
当初は、設計事務所の仕事の傍ら、母親の畑を手伝っていた程度でしたが、次第に「農業」に興味を持ち、のめり込んで行くようになり、完全に建築の世界から、農業の世界に飛び込み7年になります。
 
現在は徳島県、岡山県に圃場を持ち、ミニチンゲンサイ「ちびちん」の生産を中心に農業法人を設立、株式会社リバーファームを運営しています。
おります松原克浩です。
 
ミニチンゲンサイを信じて、生産に没頭し、気がつけば、年間で80万パックを販売していました。
私どもリバーファームがこだわって生産している自慢のミニ青梗菜「ちびちん」が、こんなにたくさんの方々に食べて頂き、本当に嬉しく思っています。
 
図 7_7
株式会社 リバーファーム 代表取締役  松原克浩さん
 
■ 残留する硝酸イオン分析の結果です
(単位:ppm――mg NO3-/s)
松原さんの野菜   一般の平均値
チンゲンサイ        600        6、000
ほうれん草        1,400        5,500
小松菜        280〜1,400      6,500
 
EUではは、農産物の硝酸イオン濃度の基準値(mg NO3-/s)を決めています。
ホウレン草2500ppm(4-9月)〜3000ppm(10-3月)。
結球レタス2000ppm(露地)。
その他のレタス(露地)2500ppm(4-9月)〜4000ppm(10-3月)。
などとと基準値を決めています(1997年)。
 
硝酸イオンは、口の中で一部は亜硝酸イオンに変化し、アミンと結合して発ガン性物質「ニトロソアミン」になります。
血液中では酸素を運ぶヘモグロビンと結合して「ニトロソヘモグロビン」になり、ひどい場合は窒息症状を起こします。
一九五〇年代、欧米では「ブルーベビー事件」と呼ばれる事件がありました。
ホウレンソウの裏ごしを赤ちゃんに与えたところ、顔色がまっ青になり死亡に至ったというものです。
 
EUでは、硝酸イオン濃度が2500mg/kgを超えてはならないという基準があります。
日本では基準値すら示していません。
地域や団体により自主的に、EU並の目標値を掲げているところもあります。
しかし、一般に販売されている野菜の硝酸イオン濃度は、EUの定める基準値から見てはるかに高いものが多いのです。
 
野菜を多く摂る日本人の硝酸摂取量は、全ての年齢層で一日許容摂取量(ADI)を上回っています。
 
人の健康だけでなく、農業による自然環境の硝酸性窒素汚染も防がねばなりません。
 
 
■ ミニチンゲンサイ「ちびちん」は
● 品種
シャオパオという品種を使い栽培しました。
 
● 特徴
10〜15cmが適正サイズの超小型の品種です。
筋が少なく、なんと言っても柔らかいので小さなお子様からお年寄りの方まで誰もが馴染み易いチンゲンサイです。
 
リバーファームならではの施肥設計により、「ちびちん」に最もあった環境を作り出すことに成功。
 
肥料は有機肥料100%。
鶏糞を中心に構成した肥料により、窒素成分を抑えることにも成功。
 
窒素成分を抑えた事で、葉物野菜の中でもダントツの硝酸帯窒素を誇るチンゲンサイにおいて通常の1/10と非常に少ない数値となりました。
 
●従来の青梗菜との違い
青梗菜はそもそもが中国野菜ですが日本に導入されたのは割りと最近のことのようです。
当時は珍しい野菜で今のように一般的な野菜ではなかったようです。
 
現在、スーパーで購入するサイズは大抵は20cm以上の大きなものが主流ですが、このサイズでは土からの窒素分を吸収しすぎるため青梗菜が本来持つ柔らかさや旨みを失ってしまいます。
 
そこでもっとも美味しい状態で収穫したのがちびちんです。
作業上の手間を省くために太らせて出す従来の青梗菜のやり方ではなく手間を覚悟で収穫したことで柔かさと独特の甘みを生み出しました。
 
軸の部分は生のままでも筋張らず、パリパリとした食感が食欲をそそります。
 
図 8_8
 
■ ミネラルが豊富な緑黄色野菜です
 
チンゲンサイ(青梗菜)は、アブラナ科の野菜です。
アルカリ性のミネラルが豊富な緑黄色野菜である。
 
青梗菜の原産地は中国華南地方と言われています。
日本には1970年代の日中国交回復の頃に入ってきたと言われています。
 
一年を通して作られ、種蒔きから収穫まで夏場で約40日、冬場で約60日で
出来る事から急速に生産が広がって行ったと言われています。
 
葉は緑色、肉厚な軸の部分は淡緑色をしており、やわらかく歯切れが良い。
アクが無く、煮崩れないため、炒めもののほかにスープ、や煮込み料理によく用いられます。
 
歯応えの良さが命なので加熱し過ぎ無い事。
青梗菜は中国野菜の中でも冬場の貴重な青物として、御浸し、汁物、中国料理等に利用されています。
 
クセが無く、白菜のような歯触り、色合いも綺麗で柔らかく、さっぱりしているので、老人や病人の食事にも利用されています。
最も大衆向きな中国野菜で、白菜、かぶなどと同じ仲間です。
 
原産地の中国では、華中から華南に掛けての地域を中心に栽培されており、暑さ、寒さにも強くて作り易く、生育期間が短くて連作も可能な為、日本でも各地で栽培が盛んで、一年中出回っています。
 
葉色が濃緑色、葉柄の部分も淡緑色をしている事から青梗菜(チンゲンツァイ)と言う名前になったと言われています。
 
栄養成分はビタミンC、カロチンが豊富で、カリウム、カルシウム、鉄分を含んでいる事も特徴です。
豊富なビタミン類が体調を整え、皮膚や粘膜の衰えを防止して、身体の老化を予防する効用も有り、食物繊維も含まれる為、コレステロールを低下させ、便秘の改善にも効果が期待出来ます。
又、最近ではアブラナ科の野菜には制癌効果も有るのでは無いかと言われています。
 
チンゲンサイはアクやクセが少無く、柔らかいので、炒め物、スープ炒め煮、その他、茹でたり、あんかけにしても美味しく頂けます。
又、茹でる時は油を入れた湯で茹でると、熱湯の温度が上がって手早く茹でられ一層色鮮やかに仕上がります。
 
茎に張りが有り、葉が瑞々しい緑色の物を選んで、調理の際には余り小さく切らず、大きさによって二つ割り、若しくは四つ割りにして野菜本来の旨味を味わいたいものです。
 
図 9_9
 
■ チンゲンサイ(青梗菜)の栄養・効能
 
チンゲン菜は緑黄色野菜に分類されます。
アクがなく、炒めたり、お浸し、鍋物、漬物、さっと茹でてサラダにするなど、さまざまな料理に利用できてとっても便利な食材です。
 
ビタミン類であるβ−カロチンやビタミンC、ミネラル類である鉄分やカルシウムを豊富に含み、茹でても炒めても、その内容量が変わらないというのが特徴です。
 
β−カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用によりガンを予防します。
また免疫力を活性化し、風邪を予防する効果があり、さらにβ−カロチンは、体内で必要なだけビタミンAに変化します。
 
ビタミンCは、コラーゲンの合成に必要な成分です。
また、歯や軟骨、毛細血管などを健全に維持する働きがあります。
更にコレステロールの代謝の促進、鉄分の吸収率の亢進、ビタミンEの再利用といった働きもあるます。
 
図 10_10
 
■ こだわりの「ちびちん」を美味しく
 
■ ちびちんのクリーム煮
【材 料】
・ミニチンゲンサイ ちびちん・・・1パック  ・チキンスープの素・・・1/2個
・塩胡椒・・・少々  ・生クリーム  ・片栗粉
【作り方】
@ ちびちんを良く洗って縦に2つに切る。
A 鍋に水1カップとチキンスープの素1/2個を沸騰させてちびちんを入れて煮る。
B 味を見て、塩,胡椒をして(薄味にしておく)ゆっくり煮て行く。
とろりとしたら生クリームを好みの量を入れて片栗粉を水で溶きとろみを付ける。
 
 
■ アレンジ色々!ちびちんのお浸し
ちびちんのお浸し
アレンジ次第で料理の幅が広がる簡単で美味しい鉄板レシピ!
【材 料】
・ちびちん・・・1パック  ・塩または醤油・・・お好みで  ・胡麻油・・・お好みで
★アレンジ・・・オイスターソース、ニンニク微塵切り
【作り方】
@ ちびちんを良く洗って縦に2つに切って30秒程、塩湯がきし水にとってから水気を絞る。
A 塩、胡麻油で混ぜ合わせて完成!
* なんといってもこのレシピの凄い所は簡単な所!
沸騰したお湯で湯がく時に、塩と少量の胡麻油を入れて湯がくと葉の色に油でほんのり艶が出るので綺麗です。
★<アレンジ>
胡麻油の代わりにオイスターソースで味付けしたり、ニンニクのみじん切りを添えるのもいいと思います。
 
 
■ チンゲンサイと豚肉の炒めもの
味噌でコクをアップ。ご飯にも、お酒にも合います。
【材 料】(2人分)
・チンゲンサイ・・・100g  ・水菜・・・10g  ・豚肉薄切り・・・140g
・ごま油・・・大さじ1  ・にんにくと生姜のみじん切り・・・適量
・塩 こしょう・・・適量  ・味噌・・・小さじ1  ・酒・・・小さじ1
【作り方】
@ チンゲン菜は、ざく切りに、水菜は3〜4cmに切る
味噌と酒を混ぜて起きます。
A ごま油を熱してにんにく 生姜を炒めます。
食べやすい大きさにした豚肉を色が変わるまで炒め、塩 コショウをします。
B @を加えて炒めます。
C 火が通ったところで味噌酒を加えて絡まったら出来上がりです。
 
 
■ チンゲン菜と卵の塩麹炒め
【材 料】(4〜5人分)
・チンゲンサイ・・・2株  ・卵・・・2個  ・にんじん・・・1/2本  ・春雨・・・約40g
・ごま油・・・小さじ2  ・塩麹・・・小さじ2.5  ・水・・・50cc  ・酒・・・大さじ1
【作り方】
@ チンゲン菜は葉と軸の部分に分けて食べやすく切っておき、にんじんは細く切り、春雨はかためにもどします。
卵は塩麹小さじ1を入れて溶きほぐします。
A フライパンにごま油を熱してにんじんを炒めます。
チンゲン菜の軸の部分を入れてさらに炒めます。
酒と水を加えてから春雨を入れます。
B 全体がしんなりしたらチンゲン菜の葉と塩麹小さじ1.5を入れて炒めます。
卵を入れて全体を軽く混ぜ合わせればできあがりです。
 
 
■ チンゲンサイのゆでサラダ
チンゲンサイをさっとゆで、ごま油を加えたドレッシングでさっぱりいただきます。
【材 料】(2人分)
・チンゲンサイ・・・2株  ・ごま油・・・小さじ1
〈ドレッシング〉
・しょうゆ・酢・・・各大さじ2  ・ごま油・おろしニンニク・・・各小さじ1
【作り方】
@ 根元の部分に包丁で十字に切り込みをいれ、手で4つに裂きます。
そして4cm長さに切ります。
A 湯を沸かし、ごま油を小1加えチンゲンサイをゆでます。
B 緑色が鮮やかな色になったらすぐにザルにあげ冷まします。
ドレッシングを混ぜ合わせチンゲンサイにかけて出来上がりです。
 
 
■ チンゲンサイのスープ
色鮮やかなスープ。ハムからおいしい旨味が出ています。
【材 料】(2人分)
・チンゲンサイ・・・1株  ・にんじん・・・1/6本  ・ハム・・・1〜2枚
<スープ>
・固形チキンスープの素・・・1個  ・水・・・400ml  ・酒・・・大さじ1.5
・塩 こしょう・・・少々
【下準備】
チンゲンサイは葉を1枚ずつはずして水洗いし、長さ3cmに切り、さらに縦細切りにする。
ニンジンは皮をむき、チンゲンサイの大きさに合わせて細切りにする。
ハムは半分に切り、さらに細切りにする。
【作り方】
@ 鍋に<スープ>の材料を入れて強火にかけ、固形チキンスープの素が煮溶けたら、チンゲンサイ、ハムを加え、再び煮たったらニンジンを加える。
A 全体に野菜がしんなりしたら、塩コショウで味を調えて器に注ぐ。
 

石川県認定
有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001