なんと 糖度が11度!
これは野菜というより果物
畑のスイーツだ!
まず、丸かじりしてごらん!
にんじんジュースに最高だよ!
スティックサラダにもうまいよ!
 
静岡県御前崎市
株式会社有機産業 鈴木一良さんの
 
高糖度
幻のにんじん
 
 
 
● 鈴木一善さんの信条=食するは「命」
農業を通じて「生きる」を知る
 
《農業は最先端産業》
農業が最も付加価値の高い産業になる。
環境保全、心身の健康、収益、喜び
 
《農業は生命産業》
いのちを食し、
いのちを育み、
いのちを全うしていく。
人々が生きて
幸福な人生を送るために不可欠なものとしての農業。
いのちはいのちを食してしか生きられない。
 
● 「本物をつくればまだまだやれる!
 
鈴木さんは、昭和22年生まれ、学卒後、栃木県のキリスト教系の自由学園に入園、那須研修農場に学び、卒園後、家業のお茶栽培を継ぐと同時に好きだった牛の飼育に取り組み鈴木牧場を経営する。
 
約30年前、鈴木さんは、「牛の糞尿処理をどうするか?」 と考え、堆肥づくりを始めたのが、現在の有機産業システム開発のきっかけでした。
 
有機産業は、静岡県の最南端に位置し、東名高速道路「牧の原インターチェンジを出ると一面の茶畑が連なる台地が広がり、かなたには太平洋を望むすばらしい自然環境の温暖な地域にあります。
 
「昨今、農業における環境は、天候異変にも影響され、大きな変化の激しい時代となっているが、本気を出して本物を作っていけばまだまだやって行けるし、逆に面白い時代だ」 と力説する鈴木さん。
 
【有機産業グループの経営方針】
● 有機産業は自然生態系の法則をもとに、命の産業である農業に取り組んでいます。
● 命が宿る土作りのために良質な堆肥を製造しています。
● 栽培方法をあますことなく指導いたします。
● それにより収穫した生産物を販売させていただきます。
● 本来のエネルギーを持った野菜とその生産方法を社会に発信し、普及活動を行います。
 
● 自然生態系の法則をもとに、
命の産業である農業に取り組む
 
「植物も動物も人間も、自然と基本に逆らってはいけない。
すべて宇宙空間の中に存在するものは、その摂理に従って成り立っているものであり、自然体の中の純粋性を失っては決していいものにはならない。
特に第一次産業においては、自然の摂理にいかに順応するかが大切だ」と。
 
鈴木さんが牛に与える飼料は、自ら厳選した天然の素材のみを使用します。
その天然素材に体の浄化効果と活性効果のある活性炭と、微量ミネラル類を混入した安全性の高い独自の配合飼料を作っています。
 
このことで牛の内臓がきれいになり健康状態が向上するとともに、畜舎に悪臭はなくなり、かつ糞尿が良い堆肥となって還元され、それがまた安心高品質の農産物となり生命が循環する。
 
さらに鈴木さんは、お茶栽培の専門家だけに水へのこだわりも深く、セラミックと炭素を使って水を浄化し、活性化したミネラルバランスの取れたおいしい水を牛に与えます。
 
この水は人間の飲料水としても健康促進に効果のあるものであり、お茶やコーヒーに、またご飯や炊事、洗濯、お風呂にも効果的なものです。
 
そして「いかなる場合にも、人のためにも、動物のためにも、作物のためにも、自然の法則に則って基本をしっかりしていることが大事だ」と。
 
● 根を置く土壌の中がどうなっているのか
 
「作物は人間の言いなりにはならない。作物の生育にあわせ作物の声を聞いて作物に合わせる」。
目に見えない根の部分がどうなっているのか、その植物の根が土壌の中がどうなっているのか。
子どもが成長するにしたがって要求するものが変わってくる、必要なものが変わってくる。
それと同じように作物は成長にしたがって吸収するものが変わっていく。
 
「作物の成長に合わせ1ヶ月先を予測して必要なものを根に与えていく。
そのため毎月土壌をチェックし、土壌中の成分バランスを整えていくことだ」という。
 
「連作障害やその他の病気の原因も、その多くは根を張る土の中に原因があり、美味しくなるも不味くなるも土を整えるにある」。
 
「作物に合わせた土壌管理さえしっかりやれば、トマトやキューリを接木もせず、土壌消毒もしないで健康に育ち、15年間連作している圃場で、ほとんど病気でやられることもない」という。
 
鈴木さんは今堆肥作りと野菜生産農家や牛の飼育農家などの相談に応じるのに大わらわである。
 
自然生態系に順応した生命の農業、循環型農業システムの開発普及に使命感を持って活躍する鈴木さんは、自分の仕事さえうまくいけばそれで満足という方ではなく、自然への畏敬の念を持って、日本の将来の安全で安定した食糧生産と農業による美しい自然環境保全に視点を置いて活躍する生産篤農家であり研究開発家であり、生態系農業の指導者である。
 
 
● 日本的農業技術が世界の最先端へ
 
鈴木さんの、自然生態系法則に則った"よい堆肥づくり"から"よい作物づくり"の一貫体制システムは、今、中国や観光など海外からも注目をあび、指導が懇請され多忙を極めている。
 
鈴木さんは言う
「しかし、日本における現在の農業技術は、病虫害や悪天候に影響を受け収穫量も不安定、かつ相場や中国をはじめ海外からの輸入攻撃で、このままでは日本農業の継続が大変に危ぶまれている状況である。」
 
「規模的にも人件費的にも格段の差がある日本の農業ではあるが、何よりも先ずこの日本の生命産業=農業を、世界の最先端を行く超優良の特農技術としてゆきたい。
そのためには、よい堆肥・有機肥料を使って、通常の2倍から3倍以上の収穫量を上げ、さらに病害虫や悪天候に影響されない生命力の強い作物栽培をしなければならない」
 
《地力豊かな持続可能な農業の実現》
日本の水田に代表される知力の衰えない多様性農業が、環境保全面からも、そして微生物性からも、理想的な農業といえる。
 
連作に耐えうる土壌づくりができてこそ、安全で美味しい、そして持続可能な営農活動が高レベルで展開して行けるのだ。
 
植物体のエネルギーを最大限に引き出すことが、そのままとりもなおさずそれを食する人間にエネルギーをみなぎらせることになる。(医食同源)
 
● 美味しく栄養価も高い高糖度野菜
 
有機産業では、これまで生態系理論に基づき、自社牧場での肥育、堆肥製造、土壌改良、農産物生産という循環型環境保全農業によって、良質な農産物の生産を行ってきました。
これまでにも、にんじん、ごぼう、ミニトマトなど数種類の野菜を生産、販売し、好評を頂いてまいりました。
 
 
● 栽培方法の特徴
 
有機産業の特殊発酵有機資材、アミノ酸スーパー堆肥、酵素、多元古代ミネラルなどによる土壌改良。
これによって、有用微生物群の爆発的な増殖と土壌のミクロな団粒化が促され、土ごと発酵されることで、食べておいしく元気な野菜が育ちます。
 
有機質肥料には、とくにアミノ酸が多く入っています。
コーヒー炭を発酵させることにより、アミノ酸との相乗効果で、吸収がよくなり、美味しさがアップしています。
また、何億年も前の古代の自然ミネラルを使用しています。
このことにより、エネルギーとミネラルのバランスが取れ、生命力の旺盛で内容の充実した食味のよい野菜が栽培されます。
 
除草剤は一切使用しません。
病虫害対策としては、活性忌避剤によって寄せ付けないようにしています。
最悪多発した場合でも、1〜2回の薬剤散布です。
殺菌剤についても同様で、散布することがあっても1〜2回です。
また、食べていただく皆様には、美味しくて体に良いということを心がけ、野菜に残留する硝酸態窒素を低くする栽培をいたしております。
 
 
● (株)有機産業 農産物生産の理念
 
生態系を基本とし、自然の法則に基づいて天然資源を微生物コントロールすることによって有効に活用し、医食同源、またできるだけ地産地消で効率をよくして本物を作り、栄養素のバランスがよく、なおかつ良い成分を多く含んでおりエネルギーが高く、人が食べたときに元気になることで病気になりにくい体質を得られる食べ物を生産することを目指しています。
 
基本的には収穫後に残留農薬と作物の内容の分析をして、エネルギーの写真をとり立証します。
生育は土の力ですから、土作りをモットーにして、有機質の醗酵肥料をはじめとして微生物によって分解したミネラル及び酵素など、天然資材をバランスよく組み合わせて、国内における通常の生産量の2〜2倍の収穫をあげることを目標にしています。
成分分析も、五訂の基準の2〜3倍の成分を含んだ安全で栄養価値の高い農産物を生産することを考えております。
 
 
● (株)有機産業 農産物生産の特徴
 
この農法における最大の特徴は、地球が現在まで維持されてきた微生物の進化によるところを重点に置き、天然資材はもとより、微生物応用技術を最前線に考えております。つぎに微生物応用技術において述べます。
 
1、植物の細胞組織への浸透力が強く、微生物に酵素を加えると、短時間で植物中に浸透する。
2、微生物生成酵素の場合、加水分解、酸化還元酵素が作物の成長作用に刺激を与え、好影響となる。
3、微生物培養液の生産工程で、酵母菌の醗酵生成物で特に核酸が威力を発揮して細胞分裂に寄与し、分裂を促進することにより植物の発育を最大に良くする。
4、酵母の醗酵生成物中には、成長促進未知因子(U・G・F)と称する因子を多量に含み、植物の成長に多大な効果を出すことが分かってきた。
5、各種微生物の生産するオーキシンなどの成長ホルモンが、植物の成長に最大に貢献する。
6、一部微生物には、抗生物質が病原菌を抑える効果があることが分かってきた。
 
 
 
■ 森下敬一 『食べもの健康法』 より
 にんじん
ニンジンのきれいなだいだい色は、主にビタミンAの源となるカロチンによるものである。
英語でニンジンをキャロットというのも、カロチンに由来するものだ。
 
ビタミンAが豊富なので、目の疲れを取り、目に力をつける。
また、粘膜の抵抗性を増して、喘息や胃腸病の予防に役立つ。
さらに、皮膚の生理を正常に保ち、皮膚病を起こしにくくし、なめらかできれいな肌をつくる。
 
ニンジンを常用していると、体力は確実に増強される。
だから、虚弱体質の人、精力減退気味の人、母乳の出が悪い人、特に激しく疲労した場合などには、より積極的に利用するとよい。
 
体力増強に著効をあらわすのは、ニンジンには必須アミノ酸がすべて含まれていて、そのうちでも日本人に不足がちなリジン、スレオニンがたくさん含まれていることも理由のひとつ。
それに、酵素の作用も加わると思われる。
 
ニンジンには、ビタミンCおよびカルシウムもかなり含まれている。
このため、ニンジんを常食していると、病気に対する抵抗力が増す。
組織に炎症が起こりにくくなって、糖尿病、気管支炎、ガンなど、すべての病気にかかりにくくなるのだ。
 
また、女性の生理機能の健全化効果も著しく、性ホルモン的作用もあるらしい。
特に、生理不順、のぼせ、寝汗などの更年期の不快な症状の解消に威力を表す。
 
加えて、すぐれた保温作用を持っていて、血液循環を良くし、冷え性、シモヤケを根治する。
寒さに当ると、顔が紫色になりやすいのは、皮膚血管の反応性が鈍っているためで、これの解消にも、ニンジンは有効だ、
 
さらに、ニンジンには副腎皮質ホルモンの分泌を盛んにする作用もある。
そのため、ストレスによる自律神経機能の失調も防止できるから、肌荒れや病的脱毛が防止でき、弾力のある若々しい肌をつくり、髪の色つやもよくする。
 
以上のような効果は、普通にニンジンを料理に使っておれば得られるものだけれど、体質にあった用い方をすれば、いっそう効果的だ。
すなわち、暑がりでのぼせやすい体質(陽性体質)の人は、ニンジンジュースとして活用するとよい。このジュースは貧血、結石症にとくに有効だ。
一方、体が冷えやすい陰性体質の人は、じっくりと軟らかく煮込んで食べるのが望ましい。
 
それから、ニンジンは皮付きで用いるとともに、植物油と一緒にとる工夫をしたい。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、油に溶けて吸収されるからである。
 
■ にんじんコロッケ
材料(12個分)
・にんじん・・・300g  ・かぼちゃ・・・200g  ・くず粉・・・大さじ3
・パン粉・・・2/3カップ  ・植物性バター・・・小さじ1と1/2  ・自然塩・・・少々
・ナツメグ・・・少々  ・パン粉  ・パセリ  ・揚げ油
作り方
@にんじんは蒸してつぶします。かぼちゃも蒸して皮をとり、つぶします。
Aつぶしたにんじんとかぼちゃを合わせ、そのなかへくず粉、パン粉、バター、塩とナツメグを混ぜます。
12等分して、にんじんの形を整え、パン粉をまぶして、冷蔵庫で冷やします。
B油で揚げ、パセリを刺し、にんじんの葉に見立てます。
 
■ にんじんジャム
材料
・にんじん・・・350g  ・ミネラル水・・・1カップ  ・米飴・・・大さじ2〜3杯
・塩・・・少々  ・レモン・・・1/2個
作り方
@人参をすりおろし、水を加えて中火で煮込み、米飴、塩で調味し、煮つめます。
A冷めてからレモンを絞り混ぜます。
 

石川県認定
有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001