あまりの美味しさに感動!
甘〜い! 香りいい! ほっこり!
蒸かして そのまま おやつだ!
 
北海道・石狩郡 原田農場
低温越冬貯蔵
越冬北あかり
 
 
●こんなに美味しいなんてびっくり!
 
突然、北海道石狩郡当別町の原田農場のご主人原田敏文さんから、越冬貯蔵じゃがいも「北あかりが送られてきた。
原田さんの安全・安心・本物の美味しさへの徹底したこだわりは、小松菜や、水ナ、にんじん、ミニトマトですでに高い評価をいただいていますが、じゃが芋にお目にかかるのは初めて。
 
びっくりしたなぁ。まさに感動の美味しさです。
 
ほっこりホクホク、とっても甘くて口中に溶けていくよう。
蒸かしただけでおやつになります。
 
下記のレシピなどごご参考に、ぜひこの美味しさをお楽しみくださいませ。
 
 
 
 
● 美味しくて力のあるものを
 
「子供や若い人たちが余り野菜を食べなくなったというが、野菜が旨くなくなったからだ。旨けりゃもっともっと食べるはずだ」
 
そう語る原田敏文さんは、還暦の61歳。
農業に欠ける情熱は並々ならぬもので、「特にこだわったことはやっていないよ」というが、美味しい野菜作りにかけるこだわりには凄みさえ感じるほどだ。
 
「妊婦さんや小さい子供さんが、これは美味しいといって食べ、そして体の力になるものでないといけない。”美味しくて力のあるもの”を作るのが仕事だ」
 
同じようにやっているつもりでも、土地が違うと味が変わる。
肥料が変わると味が変わる。
気候が変わる。時期が変わる。あらゆる条件次第で味が変わる。
原田農園では15−6名のパートさんが働いているが、これはこうだ、あれはこうだ、この畑のはこうだ、今度のはこうだと、わずかな違いでもパートさんたちがつど食べて、適切に評価してくれる。
 
 
土の力が作物の美味しさと力になる
 
札幌から25km離れた石狩平野。
昔は半泥炭の土地であった。
 
土作りと一言で言うが、親の代からどれほどの年月をかけて有機物を放り込み苦労を重ねてきたことか。
毎年毎年堆肥や産業廃棄物から出る有機物、草などを漉き込み、耕作を続けているうちに土壌が出来てきたわけだ。
 
原田さんは「親から教わってきた昔からの教えを大切にしている」という。
 
「農業に就いてから36年間せっせと草を刈り採ってきて漉き込む。
札幌から野菜くずや人の食べ物の残渣、オカラなどを取り寄せて漉き込む。
これら植物体が畑の栄養となり力となる。
美味しくて力のある作物を育てる。
農薬も抑えることが出来る」
 
「安い肥料は畑を荒らすから使わない。
残留物が土壌成分のバランスを壊し、土壌微生物叢をも狂わせる」
 
「土が変わると味が落ちる。
“美味しくて力のあるもの”を作るには、土に“美味しくて力のあるもの”を与えなければならない」
 
 
● 原田さんの北あかりを美味しく
 
北海道は、豊穣な大地、夜と昼の寒暖差が激しさと、からっとした天候が、糖度が高く、たっぷりのデンプン質を含む、美味しいジャガイモの生育に適しています。
 
北あかりは、男爵いもの改良種で、糖度も、ビタミンもデンプン質もたっぷり!
ホコホコで甘みが強く、実が黄色なので、別名、栗ジャガと言われている大人気の品種です。
 
火の通りやすいお芋ですので、ちょっと短めに火を通し、余熱で芯まで加熱されると、型崩れが少なくてすみます。
 
カロチン含有量が高く、ビタミンCは「男爵薯」の約1.5倍近く含まれています。
 
食味が良く、えぐ味がなくややさつまいもに似た良い香りがします。
サラダや、皮つきで蒸したり、粉ふきとしたり、また、スープなどのそう菜にも向いています。
 
やや煮くずれしやすいので長時間煮込む料理によりは、皮付きベークドポテトや粉ふきいもでホクホク感を楽しむのが最適です。
電子レンジで加熱しても、香りを生かすことができて煮くずれの心配もないので、北あかりならではのおいしさを簡単に楽しめます。
 
 
■ 皮付きフライドポテト
作り方
@サラダオイルにくし型に切った北あかりを入れてから火にかけ、油が湧き上がって角が白くなったら一度引き上げます。
A5分ほど置いてから、今度は油を熱し、お芋を入れて狐色になったら出来上がりです。
ちょっと多いかな・・と思うくらいお作りになっても直ぐになくなると思います。
B紙袋に塩を入れて用意なさっておいて、揚げたてを入れて軽く振るってください。
 
 
■ 北あかりのコロッケ
作り方
@北あかりを洗って皮ごとゆでます。
(2〜3個なら、皮をむいてラップに包み、レンジでチンでもOK)
Aその間に、ひき肉・玉ねぎ・人参・とうきびを炒めて塩コショウします。
B玉ねぎ・人参を定番として、ベーコンやハム、ほぐした鮭などもOK。
C熱いうちにじゃがいもの皮をむいて荒くつぶして、炒めた具を混ぜ込み粗熱をとり、温かみの残るうちに丸めて更に冷まします。
D小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて、きつね色に揚げます。
E食べるときにかけるのはソースが定番ですが、大根おろしに小ねぎを混ぜ込んで別皿で添えて、ポン酢をかけてもGood。
 
 
■ 炒めジャガ
作り方
@ジャガイモはマッチ棒くらいの細切りにして、水にしばらく晒し洗います。
晒して洗わないと、加熱時にでんぷん質が出てきて、さらっと炒め上がらりません。
A大き目の鍋か中華なべに、多めに油を入れ熱し、斜めにザク切りした長ねぎを炒めて、ねぎの香りが出たら、水をよく切ったジャガイモを一気にいれて、大きくかき混ぜ、油をなじませながら、塩コショウを振り、ジャガイモ全体の色が変わり始めたら、すぐ火を止めます。
B余熱で程よく柔らかくなるので、油がなじんだら早めに火を止めるのが極意です。
 
 
■ タコと北あかりのカルパッチョ
調味料A:(タコの分と、ジャガイモの分、けっこう多目に作る)
ビネガー、オリーブオイル、荒挽き胡椒、塩を混ぜ合わせる。
作り方
@皮ごとジャガイモをゆで、熱いうちに皮をむき、四角く切って、冷めるのを待つ。
A刺身用のゆで蛸足を薄めに斜め削ぎ切りにする。
Bトマトを湯むきして、汁気(種の部分)をざっと切ってざくざと切る。
Cカラーピーマンはうす切りする。玉ねぎは薄くスライスして水に晒す。
フレッシュバジルをざくざくと刻んでおく。
D削ぎ切りしたタコに調味料Aを加えて、混ぜ合わせ、馴染ませ、荒熱の取れたジャガイモに、調味料Aを加えて混ぜ合わせる。
E下味をつけたタコと、刻んだ野菜、バジルを合わせる。
Fジャガイモの角があまり取れないようにさっくりと混ぜ合わせる。
 
 
■ 北あかりの白いシチュー
材 料
・北あかり・・・3個  ・人参・・・1本  ・玉ねぎ・・・中2個  ・シメジ・・・1株
・ブロッコリ・・・1株  ・牛乳・・・1リットル  ・鶏肉もも・・・1枚
・小麦粉・・・大スプーン3  ・バター・・・半分  ・塩コショウ
下ごしらえ
@ジャガイモの皮をむき、洗って大き目の乱切りにし、レンジで2分を2〜3回に分けて、八分どおり加熱しておく。
Aブロッコリは、食べやすい大きさの房に分けて水洗いし、1株分で2分ほど電子レンジしておく。
B鶏肉には軽く塩コショウをすり込んで馴染ませ、あれば白ワインも少し振っておく。
(前の晩から、塩コショウ多目にして、多目のヨーグルトに漬けておいて、漬け汁ごと入れても、鶏肉がふっくらして美味しくなります)
作り方
@玉ねぎをざっくりスライス、人参はいちょう切り、シメジはほぐす。
Aサラダオイルを入れた厚手鍋を熱し、玉ねぎ、人参、シメジを、最初強火で、油が馴染んだら中火より弱くして、時々底からかき混ぜながら、玉ねぎがクリーム色にクタッとなるまで炒める。
B玉ねぎが薄く色づき、粘り気のある状態になったら、鶏肉(漬け汁ごと)、ジャガイモ、バター、塩コショウをを入れ焦げないよう、全体を絡ませながら、鶏肉の表が熱で白くなる位まで炒める。
B小麦粉を入れて全体に馴染ませる(多少玉があってもいい)。
C鍋の中全体が黄色っぽい団子状になったら、牛乳を全部入れて、鍋の中でほぐすようにかき混ぜ、焦げないように、吹きこぼれないように、中火より弱めにして、ジャガイモや人参が柔らかくなるまで煮る。
Dアクは丁寧にすくう、ついでに一度だけ味を見て、最後にブロッコリを入れて温まったら出来上がり。
* 冷凍庫で余った帆立やたこ足、缶詰のゆで豆、カリフラワーなども入れると美味しいし、きれいです。
入れるタイミングは牛乳と同時か、湧き上がってから。

石川県認定
有機農産物小分け業者石川県認定番号 No.1001