柔らかく・香りがよい
糖度が高く・甘みたっぷり
すき焼き・鍋物に是非!
静岡県・有機産業
鈴木一良さんの
香り白ネギ
![]() ● 糖度が8度から11度
品種は、「夏おおぎ4号」です。
有機産業の栽培方法により、生命力が旺盛で、健康で美味しいねぎが生産されました。
糖度が8〜11度ときわめて高く、ふくよかな深い甘みが味わえます。
とても柔らかく香りもよいので、これからの季節、とくにすき焼きや鍋物にお味わいいただけます。
煮物、和え物、炒め物にもおすすめします。
● 栽培方法の特徴
有機質肥料、とくにアミノ酸が多く入っています。
コーヒー炭を発酵させることにより、アミノ酸との相乗効果で、吸収がよくなり、美味しさがアップしています。
また、何億年も前の古代の自然ミネラルを使用しています。
このことにより、エネルギーとミネラルのバランスが取れ、生命力が旺盛で内容の充実した食味のよい野菜が栽培されます。
雑草対策は、手取り作業と畝間にビニールマルチを敷くことで、除草剤は一切使用しません。
病虫害対策としては、ようとう虫が発生する程度で、これには活性忌避剤によって寄せ付けないようにしています。
最悪多発した場合でも、1〜2回の薬剤散布です。
殺菌剤についても同様で、散布することがあっても1〜2回です。
また、食べていただく皆様には、美味しくて体に良いということを心がけ、野菜に残留する硝酸態窒素を低くする栽培をいたしております。
● 鈴木一良さんの信条
=食するは「命」 農業を通じて「生きる」を知る
◆ 《農業は最先端産業》
農業が最も付加価値の高い産業になる。
環境保全、心身の健康、収益、喜び
◆ 《農業は生命産業》
いのちを食し、
いのちを育み、
いのちを全うしていく。
人々が生きて
幸福な人生を送るために不可欠なものとしての農業。
いのちはいのちを食してしか生きられない。
● (株)有機産業 農産物生産の理念
生態系を基本とし、自然の法則に基づいて天然資源を微生物コントロールすることによって有効に活用し、医食同源、またできるだけ地産地消で効率をよくして本物を作り、栄養素のバランスがよく、なおかつ良い成分を多く含んでおりエネルギーが高く、人が食べたときに元気になることで病気になりにくい体質を得られる食べ物を生産することを目指しています。
基本的には収穫後に残留農薬と作物の内容の分析をして、エネルギーの写真をとり立証します。
生育は土の力ですから、土作りをモットーにして、有機質の醗酵肥料をはじめとして微生物によって分解したミネラル及び酵素など、天然資材をバランスよく組み合わせて、国内における通常の生産量の2〜2倍の収穫をあげることを目標にしています。
成分分析も、五訂の基準の2〜3倍の成分を含んだ安全で栄養価値の高い農産物を生産することを考えております。
● (株)有機産業 農産物生産の特徴
この農法における最大の特徴は、地球が現在まで維持されてきた微生物の進化によるところを重点に置き、天然資材はもとより、微生物応用技術を最前線に考えております。
つぎに微生物応用技術において述べます。
1、植物の細胞組織への浸透力が強く、微生物に酵素を加えると、短時間で植物中に浸透する。
2、微生物生成酵素の場合、加水分解、酸化還元酵素が作物の成長作用に刺激を与え、好影響となる。
3、微生物培養液の生産工程で、酵母菌の醗酵生成物で特に核酸が威力を発揮して細胞分裂に寄与し、分裂を促進することにより植物の発育を最大に良くする。
4、酵母の醗酵生成物中には、成長促進未知因子(U・G・F)と称する因子を多量に含み、植物の成長に多大な効果を出すことが分かってきた。
5、各種微生物の生産するオーキシンなどの成長ホルモンが、植物の成長に最大に貢献する。
6、一部微生物には、抗生物質が病原菌を抑える効果があることが分かってきた。
![]() ■ 白ねぎの天ぷら
【材料】
・白ねぎ ・小麦粉 適量 ・卵 1個 ・水 適量
【作り方】
1、小麦粉、卵、水を混ぜて衣をつくる。
2、衣に白ねぎをくぐらせて、熱した油でカラッと揚げる
■ 白ねぎ味噌の包み焼き
アツアツの白ねぎ包み焼きを肴に乾杯!
【材 料】(4人分)
・油揚げ(すし揚げ)4枚 ・みそ大さじ1 ・白ねぎ1本
・砂糖大さじ1 ・酒大さじ1 ・水大さじ1/2
【作り方】
1、ボールに分量のみそ、砂糖、酒、水を入れてよく混ぜておく。
2、白ねぎは千切り又はみじん切りにして1に入れる。
3、油揚げは一方に切り目を入れる。この切り目から2を入れてアルミホイルを敷いたオーブントースター又はフライパンでこんがりと焼く。
■ 白ねぎの天ぷら
【材料】(4人分)
・白ねぎ2本 ・卵1/2個 ・小麦粉1/2カップ強 ・揚げ油適量
【作り方】
1、白ねぎは、2cm厚さの斜め切りまたは3cm程度のぶつ切りにする。
2、ボウルに卵と冷水を合わせて1/2カップを混ぜる。小麦粉を加え、さっくりと混ぜて衣をつくる。
3、170〜180℃に熱した油で、白ねぎに衣をつけてカラッと揚げる。
揚げたてに塩をふって食べると、おいしい!!
■ 白ねぎの一口フライ
【材料】(4人分)
・白葱 3本 ・ハム又はベーコン 3枚 ・パセリ(みじん切り)または青のり大さじ2
・卵 1個 ・パン粉・小麦粉・揚げ油 適宜
【作り方】
1、白葱は、長さ3センチにぶつきりにし、
切り目を入れて中にハム(ベーコン)をはさむ。
2、小麦粉を卵で溶いた中に白葱をくぐらせる。
パン粉にパセリのみじん切りを混ぜた物を付けて串に通す。
3、170度の油で、カラッときつね色に揚げる
味塩でもカボスの絞り汁をかけても美味しく召し上がれます ■ 白ねぎのサラダ
【材料】(4人分)
・白葱 3本 ・人参 1/5本 ・ピーマン 1/2個 ・ドレッシング 適宜
【作り方】
1、白葱を長さ5センチに切り芯を取り千切りにする。
2、人参は長さ3センチくらいの千切りにし、ピーマンも千切りにして、水にしばらくさらす。
3、水気を切り、器に盛りドレッシングをかける。
■ 白ねぎの酢の物
【材料】(4人分)
・白葱2本 ・塩ワカメ100g ・人参1/2 ・きゅうり1/2
・酢大さじ6 ・砂糖大さじ4 ・水大さじ4 ・白だし大さじ1
【作り方】
1、白葱は長さ5〜6センチに切り、立てに切れ目を入れ芯を抜き千切りにし氷水にさらす。
2、1時間くらいさらしてざるにあげ水を切る。
3、にんじん、きゅうりは千切り、ワカメは細切りにする。
4、酢・砂糖・水・白だしを合わせ、その中にねぎ・人参・きゅうり・ワカメを入れ混ぜ合わせて器に盛る。
■ 白ねぎと小松菜のオイスターソース炒め
【材料】(4人分)
・白ねぎ2本 ・小松菜300g ・にんにく1かけ ・赤とうがらし1本
・オイスターソース大さじ1 ・塩・コショウ少々 ・サラダ油大さじ1
【作り方】
1、小松菜は塩少々入れてゆで、水にとって冷まして、3〜4cmの長さに切る。
2、にんにくはすりおろす。赤とうがらしは種を取って、小口切りにする。
3、白ねぎは斜め切りにする。
4、フライパンに油大さじ1を熱し、にんにくととうがらしを入れてつやが出るまで炒め、白ねぎを入れて少し炒める。
5、にオイスターソースと塩少々で味付けをし、最後に小松菜を加えさっと炒める。
あま〜い! うま〜い!
まるで 野菜というより
畑のスイーツだ!
静岡県御前崎市 鈴木一良さんの
高濃度トマト「昴の輝き」
贅沢とまと
![]() ● 糖度が8度から10度
有機産業では、これまで生態系理論に基づき、自社牧場での肥育、堆肥製造、土壌改良、農産物生産という循環型環境保全農業によって、良質な農産物の生産を行ってきました。
これまでにも、にんじん、ごぼう、ミニトマトなど数種類の野菜を生産、販売し、好評を頂いてまいりました。
このたび新たに大玉系のトマトの生産に取り組みました。
糖度、食味ともにすぐれたすばらしい味のトマト「昴の輝き」が誕生しました。
生命力が旺盛で、健康で美味しいトマトです。
糖度が8〜10度ときわめて高く、ふくよかな深い甘みが味わえます。
香りもよくお口の中でとろけるような美味しさで、野菜というより、新しいスイーツを味わっているような感じです。
■ トマトの歴史
トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産のナス科トマト属の植物です。
緑黄色野菜の一種です。
8世紀の初頭、アステカやインカの民が最初に栽培したと言われており、世界には約8000種類以上ものトマトが存在しています。
日本の場合は、農林水産省の品種登録によると190種類を超えるトマトの品種が登録されている状態です。
日本語の異称では、唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)と呼ばれています。
スペイン人が、16世紀に南アメリカに到達して、唐辛子、とうもろこし、ジャガイモ、その他の色んな植物の種をヨーロッパに持ち帰りましたが、トマトも同じようにヨーロッパに伝えられました。
当時、トマトは有毒であるベラドンナに似ていたため、毒であると信じる人も多く最初は観賞用とされていました。
しかし、イタリアの貧困層で食用にしようと考える人が現れ、200年にも及ぶ開発を経て現在に至ります。
一般的に食用となったのは18世紀のことです。
イタリア、ポルトガル、スペインの地中海地域で好まれるようになっていきました。
最初は揚げ物調理されたいましたが、フランスや南イタリアでトマトソースが作られるようになり、今では赤色の調味料には欠かせない存在となっています。
18世紀末にイタリアでは多彩なトマト料理がすでに生まれ、パスタや肉のトマト煮込みとして重宝されています。
そして、北アメリカではその後もしばらくは食用としては認知されていませんでした。
トマトが日本に伝わったのは17世紀の半ばです。
四代将軍徳川家綱のお抱え絵師であった狩野探幽が「唐なすび」と称して1668年に描いています。
最古の文献は江戸前期の儒学者貝原益軒の大和本草(1709年)で、「唐ガキ」と紹介されており、中国では、現在も「西紅柿」と呼ばれています。
最初はヨーロッパと同様に観賞用として珍重されていました。
食用になったのは明治以降です。
キャベツやたまねぎ、アスパラガス、にんじんなどの西洋野菜とともに改めてヨーロッパやアメリカから導入されたのでした。
日本で食用として利用されるようになったのは明治以降で、さらに日本人の味覚にあった品種の育成が盛んになったのは昭和に入ってからのことです。
日本でトマトの栽培が始まった頃は、温室などの設備が不十分なために、春に種を播いて夏に収穫する作型が一般的でしたが、現在では、ハウス栽培などで年間を通してトマトを栽培することが可能となり、一年中、おいしくいただけるようになりました。
■ トマトの栄養と効能
トマトは、ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるように 昔から健康効果が評価されていたのは有名です。
●トマトの注目の成分
リコピン・ビタミンC・ビタミンB6・カテロン・カリウム・ルチン ●トマトの<効果・効能>
動脈硬化予防・疲労回復・ガン予防・便秘予防・活性酸素除去 リコピンで生活習慣病予防
赤系トマトに含まれている赤い色は、リコピンという成分で、有害な活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などの予防効果が期待できます。
また美肌作用のあるビタミンC・カロテン、さらにカリウム、血管を強化するルチン、食物繊維のペクチンなども含まれます。 疲労回復効果の高いクエン酸も多く、栄養価も高い野菜です。 高血圧や肥満にもトマトは良い
トマトにはさまざまな効能があります。
その中でも高血圧の予防や治療として効果的なカリウムが、トマトには多く含まれています。
カリウムには体内のナトリウムを排泄してくれる作用があり、血圧を下げる効果が期待できます。
ただし、塩分の高めのトマトジュースなどを選ぶと逆に高血圧を増幅させることになりかねません。
無塩のトマトジュースか塩分控えめのものを選びましょう。
他にもトマトにはルチンが含まれていています。
ルチンという物質にも血圧を下げてくれる作用がるあるので、高血圧の方にオススメです。
また、トマトは低エネルギー。生のまま、まるごと1個たべても約40キロカロリー。
血液循環をよくし、脂肪の消化を助ける役割をしてくれます。
■ トマトの話
野口のタネ/野口種苗研究所 より
トマトは、ミュータント(突然変異)です。
南米原産のトマトの原種は、すべて小さなミニトマトでした。
現在の大玉トマトは、遺伝子を調べると、スペインがアステカ王国を征服して新大陸の産物をヨーロッパに運んだ十六世紀に、トマトの種を包むゼリー状の部屋数が増え、千倍にも大きくなる突然変異が起きて生まれたのだそうです。
原種のミニトマトは、中南米時代から食用でしたが、渡来したヨーロッパでは、十八世紀まで観賞用植物として栽培されていました。
観賞用だったからこそ、大きな実をつける突然変異の一株が大切に増やされて、地域ごとに分化し、今日のような世界で最も生産量の多い野菜になったのかもしれません。
ヨーロッパでトマトを最初に食べたのはイタリア人で、やがて地中海沿岸に広まり、パリで食べられるようになったのは、フランス革命の時、南仏マルセーユの義勇兵が、「どうしてパリにはトマトがないんだ。トマトを食わせろ」と叫んだからだそうです。
こうして断頭台の血の色のトマトが、フランス料理に加わるようになりました。
19世紀、全世界に広まった新野菜のトマトは、煮込み料理のソースやケチャップなどの調味料として、欧米人の間に定着します。
明治になって日本にもトマトが入りましたが、そのほとんどが調理用の真っ赤なトマトで、醤油という万能調味料を持つ日本人には、その味に長い間なじめませんでした。
現在94才の父が、初めてトマトを食べたのが、10才の頃と言いますから、たぶん関東大震災の後でしょう。 「なんとも変な味だったから砂糖をつけて食べた」んだそうです。
それから十数年後の昭和10年。
うちの仕入帳には、『ポンデローザ』や『マグローブ』、という輸入トマトの種を5合(約1リットル)ずつ、『ゴールデンポンデローザ』を1合(約2デシリットル)仕入れた記録が残っていますから、トマトは大正末から昭和初期に、少しずつ日本人の間に定着していったのでしょう。
『ポンデローザ』はこの後もずっと仕入れが続いていますが、『マグローブ』は翌年には『チョークスアーリー』という品種に変わり、昭和15年には『ウエンゾール』と『早生世界一』に変わっています。
お客様が満足する品種を探して四苦八苦している祖父(初代店主)の姿が見えるようです。
『ポンデローザ』と『世界一』が、日本人の好みに合ったため、以後日本は、世界でも珍しい桃色トマトばかりの国になります。
そしてこの日本の桃色トマトの味をまったく変えてしまったのが、F1品種の『桃太郎』でした。
『桃太郎』以前の生食用トマトは、ほのかに色付いて果実全体がまだ緑色のうちに収穫され、箱に詰められて市場に出荷されていました。
果実が柔らかいため、熟すと輸送の途中で傷んでしまうからです。
『桃太郎』は、均一に赤く色付いてから出荷しても傷まないよう、果実を硬く改良した完熟出荷用のトマトでした。
F1とは、父親(花粉親)と母親(実の中に種を付ける種子親)が異系統で、毎年同じ両親をかけ合わせた新しい種を買わないと同じ品種が栽培できない一代雑種のことです。
初代『桃太郎』の場合は、父親として、アメリカの甘いミニトマトに耐病性が強い『強力米寿』を3回かけたものを使い(1回かけただけでは古い遺伝子のミニトマトが優性で出てしまうため、その子や孫に何度も父親の『強力米寿』をかけ続けることで劣性遺伝子の蓄積を増やし、甘くて丈夫な大玉の桃色トマトに固定したのでしょう。
ちなみにこの育種方法を「戻し交配」といいます)、母親には、アメリカ生れの『フロリダMH-1』という硬いトマトに、味の良いハウストマトである『愛知ファースト』をかけ合わせたものを使ったそうです。
色鮮やかで長距離輸送に耐え、店頭の日保ちも良く、しかもミニトマト譲りの甘さと、ファーストトマトの美味しさを兼ね備えた初代『桃太郎』は、またたくまに日本の市場に受け入れられました。
ただ、原種に近いミニトマトが持っていた欠点でしょうか、「肥料が効きすぎると脇芽がどんどん伸びて暴れ、狭いハウスでは栽培しにくい」という声が、生産農家から聞かれるようになりました。
そこでつくられたのが『ハウス桃太郎』でした。
さらに「ハウスで連作していると病気が出る。病気に強い系統が欲しい」という要望に応えて、青枯病に強い『桃太郎T53』や委ちょう病に強い『桃太郎エイト』がつくられたのです。
父親と母親を取り替えたり、新たに見つかった耐病性品種を取り入れたりすることで、組み合わせは無限に可能です。
こうして桃太郎ファミリーは、日本の出荷用トマトの八割以上を占めるようになり、後を追う種苗会社も、競ってハウス用F1に参入したため、とうとう日本の家庭菜園でも雨よけをしないと栽培できないトマトばかりになってしまいました。 日本中のトマトが桃太郎ファミリーとその追随者で占拠された反動として、「味がない」「昔のトマトらしいトマトが欲しい」という声が出てきたのが最近の傾向で、ハウス用では、より多くの耐病性をつけた『強力米寿二号』や、露地用では固定種の『ポンデローザ』や『世界一』が、再び脚光を浴びています。
今、うちで最も人気のあるトマトの種は、美味しかった初代『桃太郎』から岐阜の奥田春男さんが雨よけ栽培で自家採種し、5年以上かけて『桃太郎』以上に甘いトマトに固定した『アロイトマト』です。
2001年に販売開始した『アロイトマト』は、長崎の岩崎政利さんに渡って、3年がかりで有機農研の岩崎アロイになったり、無肥料栽培の関野幸生さんに渡って関野アロイになったりして、それぞれの土地に合った露地用の貴重な完熟トマトとして、年々美味しく、逞しく成長を続けています。 [2008/7/1記]
|
||
![]() 石川県認定 |