味噌をつけて生で食べる!
なったって、これがいちばんです。
天ぷらも美味しいですよ!
甘酢漬け、しょうゆ漬けにも!
(株)有機産業 鈴木一良さんの
葉しょうが
![]() ● お酒のおつまみにも最高です!
生で味噌をつけて食べるのが一番!
葉生姜は一般的にはあまり調理をせずそのまま食べるのが美味しいと思います。
1、新鮮な葉生姜をよく洗います。
2、細かい根をキレイにとります。
3、包丁の背で生姜の根をこすり軽く皮をむきます。
4、茎を10cmくらいに切って出来上がりです。
5、味噌をつけて食べると美味しく頂けます
葉生姜は、本来の旬は初夏ですが、ハウス栽培等によって一年中出回っています。
葉しょうがは、しょうがが小指の大きさくらいになった頃に、葉をつけたまま収穫したものです。
茎元が紅色になるのが特徴で、味噌をつけたり酢漬けにして食べます。
また、葉しょうがをもっと早く収穫するもので、日光に当てずに軟白栽培した矢しょうが(筆しょうが)は、酢漬けにするとその色素反応で紅色になり、「はじかみ」として魚料理に添えられます。
● 静岡県は 葉しょうがの収穫量日本一
平成20年における全国の葉しょうが収穫量は2,175トンです。
そのうち静岡県は847トンで全国1位となっています。
葉しょうが収穫量
1位 静岡県 39%
2位 千葉県 30%
3位 茨城県 15%
「平成20年産地域特産野菜生産状況」農林水産省
葉しょうがの収穫量が日本一の静岡県。
なかでも静岡市南部の久能地区は、水はけのよい砂地と豊富な日照量を生かした産地です。
久能の葉しょうがは「やわらかい」、「みずみずしい」、「さわやか」と、三拍子そろった食感が特徴です。
また辛み成分ジンゲロンなどが持つ殺菌作用はこれからの季節、食中毒の予防にも有効です。
旬を迎えた今、ぜひ食したい静岡の農芸品です。
春先に植えた生姜が6月頃から葉を出してきます。
葉生姜といっても葉を食べるわけではありません。
7月から8月にかけて植えつけた生姜が旺盛に葉を地面から出してくるので、その新しい球根を食べようという事です。
葉生姜は根生姜と違ってまだそれほど成長していないので小さく皮が柔らかいのが特徴です。
葉生姜は夏の美味しい食べ物です
お好きな方は,味噌をつけてそのままで。
ちょっとしたお酒のおつまみに、大変喜ばれます。
お好みによりますが、ちょっとかじってみて,少し辛いかなと思ったら,熱湯にくぐらせると、辛さが抜けます。
そして、ひと手間かけるなら、醤油や甘酢、梅酢に漬けたりします。
ちなみに、可食部(一般的に食べられる部分)は、先っぽの白い部分で、緑色の茎や葉は食べません。
このため、葉の部分を捨ててしまう方が多いのですが,冷蔵庫に入れておくと,消臭効果がありますので、匂いの気になる夏場は、冷蔵庫にいれておくといいかも・・・
◆ 【葉しょうがの効果】
しょうがの辛み成分のジンゲロールがまず食欲を刺激、また、健胃作用をうながします。
血流をよくするので疲れを取り、
味噌の大豆レシチンや塩分を補給することで健康維持を図ります。
◆ 【選び方】
葉の緑が濃く、茎の紅色の部分と根の白い食用部分との色合いがはっきりしているもの良く、白い部分はあまり大き過ぎず、しっとりとしたみずみずしいものを選びましょう。
◆ 【調理のヒント】
葉しょうがの葉の部分は食べれませんが脱臭作用があるので、束ねて冷蔵庫に入れておくと良いようです(1週間程度)。
◆ 【保存法】
葉しょうがは、乾燥に弱いのでポリ袋に入れて冷蔵庫に保存しますが、低温にも弱くあまり保存がききませんので、早めに使いきりましょう。
■ 葉しょうがを美味しく楽しむ
◆ 生のまま味噌をつけて
葉しょうがは、なんといっても味噌をつけてなまで食べるのが一般的。
1、しょうがは洗って、包丁でこそいで皮をむきます。
2、お好みの量の味噌をつけていただきます。
◆ 葉しょうがと味噌
一番シンプルで美味しく食べやすい方法です
材 料
・葉生姜・・・適量 ・味噌・・・はしょうがの本数に合わせてご用意下さい。
作り方
@ 葉生姜についている細かい根を取り除きます。
A 葉生姜をよく洗い泥や汚れをよく落とします。
B 葉生姜を根から10〜15cmに切ります。
C お皿に葉生姜と味噌を盛り付けて出来上がりです。
D 葉生姜の根の部分(白い所)に味噌をお召し上がり下さい。
※ 葉生姜と味噌の効果
夏の暑い時期葉生姜の含んでいるジンゲロールやガラノラクトンが身体を一時温め汗を少し出させる事で身体が冷えます。涼を呼んでくれます。
味噌に含まれる大豆レシチンがエネルギーになります。
また、味噌に含まれる塩分が夏の塩分不足を補います。
ジンゲロールの辛みが食欲を刺激してくれ、夏の暑さによる食欲不振を解消してくれます。
夏バテ防止の食品としてお勧めの料理です。
◆ 葉しょうがの天ぷら
夏のさわやかな風味として人気の食材です。
しゃきっとしているけれど柔らかい独特の食感を生かした、
これからの季節にぴったりの新感覚料理です。
材 料
・葉しょうが・・・8本 ・豚バラスライス肉・・・25g
・味噌・天ぷら粉・揚げ油・・・適量
作り方
@ 豚バラ肉にみそを薄くぬる。
A 葉しょうがに@を巻く。
B Aに水で溶いた天ぷら粉をつける。
C 油を160〜170170度に熱し、形を整えながら約2分間揚げる。
※ あらかじめ葉しょうがに切り込みを入れておき、
みそをはさんでから揚げると濃厚な味わいを楽しめます。
※ 緑、紅(べに)、白のきれいな3色が食欲をそそる葉しょうが。
そのまま食べる場合には、みそにマヨネーズを加えた「みそマヨ」がお薦め。
大人はもちろん子どもにも食べやすく人気があるので、ぜひお試しください。
◆ 葉しょうがのしょうゆ漬け
おつまみに最高です!
葉生姜を醤油に漬けておくだけで、そのままボリボリ食べれちゃいます。
材 料
・葉生姜・・・1束 ・しょうゆ・・・浸るだけ
作り方
@ 葉生姜は1本づつに切り分け、水で綺麗に洗う。
葉の部分は切り落とし、生姜と茎15cm程度にする。 A 茎ごと半分に切る。
生姜は切った断面が大きい方が、早く浸かります。 B ひとつづつ丁寧に水気をふき取ります。
C 綺麗な瓶等の容器に立てて詰める。
D 生姜の部分が全部かぶるまでしょうゆを入れて、冷蔵庫で保存。
大きさにもよりますが、2日〜1週間で完成です。 E 辛味が抜けて、食べやすくなっていれば食べ頃です。
そのままボリボリ食べてください。 今回は翌日の夜でも大丈夫でした♪ F 残ったしょうゆは、また葉生姜を漬けるのに使ってもいいし、
炒め物等に使っても美味しいです。
冷蔵庫で保管してください。 ◆ 葉しょうがの甘酢漬け
【材料】
・葉しょうが
〜甘酢〜 ・米酢・・・200cc、 ・砂糖・・・60〜80cc ・みりん・・・20cc ・塩・・・ひとつまみ 【作り方】
(1) 葉しょうがは、葉の部分を切り落とす。
(2) 生姜の部分を綺麗に洗い、包丁の背で薄く皮を削り落としたあと、
熱湯で数十秒茹でる。(お好みで茹でなくてもかまいません)
(3) 甘酢の材料を鍋に入れてさっと煮たたせ、
グラスなどに入れて(2)の生姜を入れる。
グラスに生姜を入れると、みるみるピンク色に染まってきます。
◆ 葉しょうがごはん
7月から9月にかけては葉生姜が収穫できます。
旬のものを簡単に美味しく食べる。
それが葉生姜ご飯です。
材 料
・葉生姜 ・鰹節(葉生姜と同量) ・醤油(少量) ・ご飯
作り方
@ 葉生姜の根と茎を取りみじん切りにして小皿に移します
A 葉生姜と同量の鰹節を小皿に入れます
B 醤油を少量かけてよくかき回します
C ご飯にのせかき回して出来上がりです
◆ 葉しょうがの炊き込みご飯
葉しょうがの香りがたまらないおいしさです・
材 料
・葉しょうが・・・2かけ ・にんじん・・・1/2本 ・米・・・2カップ
・酒・・・大さじ2 ・しょうゆ・・・大さじ1 ・水・・・2カップ
作り方
@ 米をとぎ、ざるにあげて水をきる。
A 葉しょうが・にんじんはせん切りにする。
B 炊飯器に米・葉しょうが・にんじん・調味料・水を入れ、かるく混ぜて炊く。
![]() 「本物をつくればまだまだやれる!
鈴木さんは、昭和22年生まれ、学卒後、栃木県のキリスト教系の自由学園に入園、那須研修農場に学び、卒園後、家業のお茶栽培を継ぐと同時に好きだった牛の飼育に取り組み鈴木牧場を経営する。
約30年前、鈴木さんは、「牛の糞尿処理をどうするか?」 と考え、堆肥づくりを始めたのが、現在の有機産業システム開発のきっかけでした。
有機産業は、静岡県の最南端に位置し、東名高速道路「牧の原インターチェンジを出ると一面の茶畑が連なる台地が広がり、かなたには太平洋を望むすばらしい自然環境の温暖な地域にあります。
「昨今、農業における環境は、天候異変にも影響され、大きな変化の激しい時代となっているが、本気を出して本物を作っていけばまだまだやって行けるし、逆に面白い時代だ」 と力説する鈴木さん。
【有機産業グループの経営方針】
● 有機産業は自然生態系の法則をもとに、命の産業である農業に取り組んで
います。
● 命が宿る土作りのために良質な堆肥を製造しています。
● 栽培方法をあますことなく指導いたします。
● それにより収穫した生産物を販売させていただきます。
● 本来のエネルギーを持った野菜とその生産方法を社会に発信し、普及活動を行います。
自然生態系の法則をもとに、
命の産業である農業に取り組む
鈴木一良さんは語っています。
「植物も動物も人間も、自然と基本に逆らってはいけない。
すべて宇宙空間の中に存在するものは、その摂理に従って成り立っているものであり、自然体の中の純粋性を失っては決していいものにはならない。
特に第一次産業においては、自然の摂理にいかに順応するかが大切だ」と。
鈴木さんが牛に与える飼料は、自ら厳選した天然の素材のみを使用します。
その天然素材に体の浄化効果と活性効果のある活性炭と、微量ミネラル類を混入した安全性の高い独自の配合飼料を作っています。
このことで牛の内臓がきれいになり健康状態が向上するとともに、畜舎に悪臭はなくなり、かつ糞尿が良い堆肥となって還元され、それがまた安心高品質の農産物となり生命が循環する。
さらに鈴木さんは、お茶栽培の専門家だけに水へのこだわりも深く、セラミックと炭素を使って水を浄化し、活性化したミネラルバランスの取れたおいしい水を牛に与えます。
この水は人間の飲料水としても健康促進に効果のあるものであり、お茶やコーヒーに、またご飯や炊事、洗濯、お風呂にも効果的なものです。
そして「いかなる場合にも、人のためにも、動物のためにも、作物のためにも、自然の法則に則って基本をしっかりしていることが大事だ」と。
根を置く土壌の中がどうなっているのか
「作物は人間の言いなりにはならない。
作物の生育にあわせ作物の声を聞いて作物に合わせる」。
目に見えない根の部分がどうなっているのか、その植物の根が土壌の中がどうなっているのか。
子どもが成長するにしたがって要求するものが変わってくる、必要なものが変わってくる。
それと同じように作物は成長にしたがって吸収するものが変わっていく。
「作物の成長に合わせ1ヶ月先を予測して必要なものを根に与えていく。
そのため毎月土壌をチェックし、土壌中の成分バランスを整えていくことだ」という。
「連作障害やその他の病気の原因も、その多くは根を張る土の中に原因があり、美味しくなるも不味くなるも土を整えるにある」。
「作物に合わせた土壌管理さえしっかりやれば、トマトやキューリを接木もせず、土壌消毒もしないで健康に育ち、15年間連作している圃場で、ほとんど病気でやられることもない」という。
鈴木さんは今堆肥作りと野菜生産農家や牛の飼育農家などの相談に応じるのに大わらわである。
自然生態系に順応した生命の農業、循環型農業システムの開発普及に使命感を持って活躍する鈴木さんは、自分の仕事さえうまくいけばそれで満足という方ではなく、自然への畏敬の念を持って、日本の将来の安全で安定した食糧生産と農業による美しい自然環境保全に視点を置いて活躍する生産篤農家であり研究開発家であり、生態系農業の指導者である。
日本的農業技術が世界の最先端へ
鈴木さんの、自然生態系法則に則った"よい堆肥づくり"から"よい作物づくり"の一貫体制システムは、今、中国や観光など海外からも注目をあび、指導が懇請され多忙を極めている。
鈴木さんは言う
「しかし、日本における現在の農業技術は、病虫害や悪天候に影響を受け収穫量も不安定、かつ相場や中国をはじめ海外からの輸入攻撃で、このままでは日本農業の継続が大変に危ぶまれている状況である。」
「規模的にも人件費的にも格段の差がある日本の農業ではあるが、何よりも先ずこの日本の生命産業=農業を、世界の最先端を行く超優良の特農技術としてゆきたい。
そのためには、よい堆肥・有機肥料を使って、通常の2倍から3倍以上の収穫量を上げ、さらに病害虫や悪天候に影響されない生命力の強い作物栽培をしなければならない」
《地力豊かな持続可能な農業の実現》
日本の水田に代表される知力の衰えない多様性農業が、環境保全面からも、そして微生物性からも、理想的な農業といえる。
連作に耐えうる土壌づくりができてこそ、安全で美味しい、そして持続可能な営農活動が高レベルで展開して行けるのだ。
植物体のエネルギーを最大限に引き出すことが、そのままとりもなおさずそれを食する人間にエネルギーをみなぎらせることになる。(医食同源)
信条=食するは「命」
農業を通じて「生きる」を知る
《農業は最先端産業》
農業が最も付加価値の高い産業になる。
環境保全、心身の健康、収益、喜び
《農業は生命産業》
いのちを食し、いのちを育み、いのちを全うしていく。
人々が生きて 幸福な人生を送るために不可欠なものとしての農業。
いのちはいのちを食してしか生きられない。
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![]() 石川県認定 |