樹上熟成アボカドが

こんなに美味しいものなんて

知らなかったわ！

クリーミーなおいしさは格別です

メキシコ産

有機アボガド

２銘柄のご紹介

　

　

　

普通のアボガドより２ヶ月以上樹上で完熟そのため、オイルコンテンツの高い

おいしいアボカドができます

メキシコ　ウルアバン州

生産者　モリビト

（代表：ミシタールコザ氏）の

ハス種

有機アボカド

熟成・小分け業者　兵庫県　丸タ田中青果加工

●　生産地　メキシコ国ミチョアカン州ウルアパン

標高の高いところまでの農園があり、

年間を通して安定供給が可能です。

　

ウルアパンはメキシコ中西部にあるミチョアカン州第二の都市です。

緑豊かで世界有数のアボカドの生産地として知られおり、その生産量は世界生産量の34％以上を占めています。

　

平均気温はほぼ一定（16〜17℃）ですが、産地は標高1500〜2350メートルにある為、昼夜の寒暖の差が激しく（最低5℃〜最高28℃）、とても濃厚で食味の良いアボカドが生産されています。

　

1500mから2500mの標高差を利用してリレー栽培！
一年中生産されています。

　

アボカドという名前は、アステカ語のahuacalt（アウアカルト）に由来しています。

　

　

　

●　美味しさの秘密　こだわりのアボガド

有機肥料、ミミズを利用して栽培。

一般より２ヶ月以上樹上で熟成させます。

オイルコンテンツの高い美味しいアボカドになります。
ポストハーベスト（収穫後の化学薬品等）は使用していません。

　

現在、メキシコ産アボカドは、年間を通じて店頭に並ぶようになりましたが、未熟品の混入によって、味にバラつきがあります。

これは開花から収穫までの期間が一定していないからなのです。

適熟果の収穫は、開花から8〜10ヶ月とされています。

開花から8ヶ月を過ぎると表皮が黒く色付き始め、熟度が上がるにつれて黒い部分の比率が高くなり、食味が良くなります。

　

”こだわりアボカド”は通常日本に輸出されるアボカドより、２ヶ月以上長い期間樹上で熟成させてから収穫することで、より深い味わいを追求したアボカドです。

”こだわりアボカド”の収穫方法は特許を取得しております。

　

ミゲール・メルゴサ氏

　

日本向け専用のＰＨ（パッキングハウス）で選別、箱詰めを行っています。

パッキングハウスの名前は森人（モリビト）です。

アボカド栽培の第一人者とされる代表者ミゲール氏が栽培から収穫、箱詰めまで、一貫した管理体制を整えています。

　

アボカドは熱帯アメリカを原産とする常緑樹（クスノキ科）です。

『森のバター』と呼ばれるように栄養価の高い商品です。

気になる油脂分は不飽和脂肪酸でコレステロールが心配の方にも安心です。

食物繊維が豊富で、ビタミン、ミネラルも充実してます。

　

　

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クリーミーなおいしさは格別

メキシコ　ウルアバン州

生産者　アピオエム（代表：ツングイ氏）の

ハス種

オーガニックアボカド

熟成・小分け業者　兵庫県　丸タ田中青果加工

　

●クリーミーでコクのある味わい

アビオエムのオーガニックアボカドは、なめらかな舌触り、豊かな香り、コクのある味わいが特徴です。

緑色がかった黄色の果肉は、バターのようで、自然な油のオメガ３を豊富に含んでいます。

緻密な果肉がしっかりつまって、手に持ったときのどっしりした重量感でわかります。

充実した濃厚なおいしさをお楽しみください。

　

　

●メキシコ・ウルアパン州の高地で栽培

国内に3つの時間設定があるほど広大な国、メキシコ。

カンクンを始めとする美しい海岸線が多数あり、高級リゾート地として世界的に知られています。

また歴史的に有名なマヤ文明やオルメカ文明が栄えたことでも知られ、歴史には奥深いものがある国です。

　

メキシコはアボカド生産量世界第一位で、中でもウルアパン州は、世界でも有数の生産と流通の中心地です。

　

農園は、海抜１，６００mに位置し、ウルアパンの美しい町を取り囲む山にあります。

標高の高さと最高気温・最低気温の差がある分、しっかり油ののった果実になります。

　

●生産者　アビオエム生産者組合

◆　代表者：ホセ・アントニア・トゥングイ

有機農法アボカド生産の先駆者であるホセ・アントニオ・トゥングイがこの地に初めてアボカドを植樹したのが1964年。

以来、家族3世代にわたって栽培に携わる、アボカドのスペシャリストです。

現在、トゥングイ家とその仲間たちがメンバーの生産者組合アビオエムの有機認証農園は71ヘクタール以上に広がっています。

◆　有機栽培のパイオニア

トゥングイさんと父親はアボカド栽培にかけても有機栽培にかけてもパイオニア的存在です。

◆　栽培意識・工夫

アボカドは化学肥料・農薬を一切使用せず、有機農法で大切に育てられています。

ミミズを使った堆肥を使用しての丁寧な土づくりによる経験豊かな栽培です。

よいアボガド作りに対する高い意識を持っておられます。

◆　「濃い！」クリーミーさは格別

標高の高さと自然な収穫方法は、豊かな油分、なめらかな舌触り、しっかりとした香り、クリーミーでコクのある味わいのアボカドを育てます。

緑色がかった黄色の果肉はバターのようで、自然な油のオメガ３を豊富に含んでいます。

持ったときの重量感、食べたときの凝縮した味わいにびっくり。

これまでにない濃さをお楽しみください。

　

　

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お召し上がり下さい！

●　有機アボガドの食べ方

　

アボカドは生食され、一般にサラダやタコス、サンドイッチ、ハンバーガーなどに幅広く用いられています。

アボカドだけでも、レモン、カボス、マヨネーズ、メープルシロップなどをかけて食べるとおいしい。

甘味をつけてデザートや飲み物にすることもあります。

最近は、アボカドの果肉を絞って取り出したオイルも食用として広まってきている。

　

果物ではありますが甘みはほとんど無いため、醤油をつけて食べるとおいしい。

マグロのトロに味がかなり似ていると言う人もおり、他にもカリフォルニアロールなど巻き寿司のネタとしても用いられます。

　

メキシコではアボカドとトマトなどでワカモレというサルサを作り、トルティーヤに載せて食べるのが日常食となっている。

　

日本の店頭で販売されているアボカドは完熟していないものが多く、固くて強い苦みがあるが、常温で放置しておくと追熟しておいしくなります。

熟すと果皮の色がより黒っぽくなるが、熟しても緑色のままの品種もあります。

表皮を軽く押してわずかに柔らかさを感じる程度が食べ頃です。

食べごろに変色した時の色が付いたシールが貼られているものもあり、シールと同じ色になれば食べごろだと判断できます。

　

メキシコの燦燦と輝く太陽をいっぱいに浴びたアボカドは栄養価が高く、各種ビタミン・ミネラルが豊富で「森のバター」と呼ばれています。

また色々な食材ともよく合います。

　

“アボカドは食べ頃や剥き方がわからない”という声を良く聞きます。

そんな方は、下記をご参照下さい

　

■アボカドの食べごろ

手で触って少し弾力があるころあいが美味しくお召し上がりいただけます。
柔らかくなったら早めにお召し上がりください。保管は冷蔵庫でお願いします。

　

■アボカド　皮のむき方

包丁で種に沿ってぐるりと一周切り目をいれてます。

　

�@	�A	�B	�C
ナイフを種に届くまで刺しこみ、ぐるりと一周切り目を入れます。	アボカドを両手で持ち、切り目に合わせてねじります。	種は軽く包丁を刺し、ねじって取ります。	１／８にカットし皮をむきます。

　

　

●　有機ボガドをおいしく

■　アボカド＆トマトサラダ

【材料】（４人分）

・アボガド・・・２個　・トマト・・・２個

【作り方】

�@アボカドを小さくサイコロ切りします。

�Aトマトを小さくサイコロ切りします。

�B切ったアボガドとトマトを混ぜ合わせ、お好きなドレッシングで味を調えます。

�Cくりぬいたアボカドの皮の中に、�Bを入れて出来上がり。

＊１、お好みで、その他野菜、カッテージチーズを混ぜてもおいしく頂けます。
＊２、冷やして、召し上がりださい。
＊３、見た目も色鮮やかでおもてなしにもピッタリです。

　

■　アボカド丼

【材料】（４人分）

・アボガド・・・２個　・ご飯・・・８００ｇ　・しょうゆ・・・適量　・わさび・・・適量

【作り方】

�@アボカドをサイコロ切りします。

�A切ったアボガドをご飯の上にのせます。

�Bしょうゆとわさびをかけて出来上がり。

＊１、お好みで、しょうが、きざみのり、マグロを混ぜてもおいしく頂けます。
＊２、出来立てご飯にかけるといっそうおいしく召し上がれます。
＊３、しょうゆをかけるとアボカドが、トロの味に大変身。

　

◆　アボカドとマグロの丼

【材料】（ 2人分）

・マグロの切り落とし・・・250ｇ　・アボガド・・・250ｇ　・大葉・・・２枚

・ご飯・・・８００ｇ　・もみのり・わさび・しょうゆ・・・各適宜

【作り方】

�@　アボガドは1個分を真ん中に種があるのでその周りを縦に包丁を入れる、包丁を入れた両側を両手で持ち左右をねじる様にして二つに外してから皮を剥く

�A　種が取れたら、細かいサイコロ状に切る。

�B　丼にご飯を一人200ｇ（好みで量は加減）盛り、もみのりを散らす。

�C　マグロを周りに敷き詰め、中央にアボガドを盛る。

�D　最後に大葉の刻んだ物とわさびを添え、しょうゆをかけて頂く。

　

◆　カリフォルニアロール風手巻き

【材料】（ 2人分）

・アボカド・・・２個　・カニカマボコ・・・１００ｇ　・貝われ大根・・・小１パック

・黒炒りゴマ・・・小さじ１　・焼き海苔・・・３〜４枚　・寿司飯・・・１．５合分

・マヨネーズ・・・適量　・ワサビしょうゆ・・・適宜

【作り方】

�@　アボカドは種の周りに縦一周切り込みを入れ、両手に挟みねじるようにして２つに分け、包丁の角で種を突き刺してひねって取り、皮をむいて果肉を取り出します。縦に1cm幅に切ります。

�A　貝割れ大根は根元を切り落とします。

�B　焼き海苔はあぶって1枚を2等分又は4等分に切ります。

�C　寿司飯に黒炒りゴマを加えて混ぜます。

�D　�Bの海苔に�Cの寿司飯を適量のせ、�@、�A、カニカマボコ、マヨネーズをのせて巻き、ワサビ醤油をつけていただきます。

　

■　生ハムアボカド

【材料】（２人分）

・アボガド・・・１/２個　・生ハム・・・８枚　・レモン汁・・・１/８個分

A＝・マヨネーズ・・・大さじ１　・しょうゆ・・・小さじ１　・わさび・・・適量

【作り方】

�@アボカドは皮をむき果肉を取り出し、８等分にスライスし、レモン汁をかけます。

�A�@を生ハムで巻き、器に並べ、Aを合わせたものをかけていただきます。

　

■　アボカドサンドイッッチ

【材料】（４人分）

・食パン・・・８枚　・アボガド・・・２個　トマト・・・２個　・ツナ・・・１缶

【作り方】

�@アボカドをスライスします。

�Aトマトをスライスします。

�Bトーストした食パンにつな、トマト、アボガドを載せ、

塩、こしょうで味を調えて出来上がり。

＊１、お好みで、その他の野菜（玉ねぎ、セロリ、ピクルスなど）を混ぜたり、

また、つなの代わりにチキンにしてもよく合います。
＊２、マスタードやマヨネーズで味付けしてもおいしくいただけます。

　

■　アボカドトースト

【材料】（１枚分当たり）

・食パン・・・１枚　・アボガド・・・1/4個　・パブリカ（赤・黄）・・・1/8個

・スライスチーズ・・・１枚　・バター・・・小さじ１　・塩コショウ・・・少々　・粉チーズ

【作り方】

�@アボカドは細切り、パプリカは千切りにします。

�A食パンにバターを塗り、スライスチーズを載せます。

�@を載せ、塩こしょう、粉チーズをふりオーブントースターでチーズが溶けるまで焼きます。

　

■　アボカドトロロ

【材料】（２人分）

・アボカド・・・１個　・長いも・・・１５ｃｍ　・しょうゆ・・・適量

・かつお節・・・適量　・ワサビ・・・適量

【作り方】

�@アボカドは1.5cm角に切ります。

長いもは皮をむいて包丁で大きくカットし、2枚重ねにしたビニール袋に入れ、

すりこ木などで叩きます。

�Aアボカドと長いもをさっくり混ぜ合わせ器に盛ります。

しょうゆ、かつお節、ワサビをお好みでかけていただきます。

　

◆　アボカドの冷製スープ

【材料】（ 2人分）

・アボカド・・・1個　・牛乳または豆乳・・・1カップ　・ヨーグルト・・・1カップ

・トマト・・・1個　・マスタード・・・小さじ1　・塩・コショウ・・・適宜

【作り方】

�@　アボカドとトマトは小さく切って、全ての材料をミキサーで混ぜる。

�A　塩コショウで味を整えて完成。

　

◆　アボカドの刺身

アボガドを刺身風に切りワサビ醤油でいただきます。

マグロの刺し身のような食感がとてもおいしいです。

　

◆　アボカドのマヨーネーズたっぷり

アボカドを半分に割り、種を取り出しその大きい穴にマヨネーズをたっぷり入れ、スプーンですくって食べてます。

何ともうまいのものです。

　

◆　アボカドの天ぷら・かき揚げ

アボカドがまだよく熟していない硬いものの場合に限ります。

アボカドは、タネと皮を取り除き、生のまま、5mmくらいの厚さにスライスして、天ぷらにします。

サツマイモやジャガイモみたいな感じになります。そこそこおいしいと思います。

　

◆　アボカドジュース

アボカド、氷、コンデンスミルク（練乳）をミキサーで混ぜる。

コンデンスミルクのかわりに牛乳と砂糖でもできます。

レモンや塩を少し入れると、味がひきしまります。

牛乳の代わりにヨーグルト、生クリーム、ココナッツミルクを使うとかも。

基本のレシピ：

ミキサーでアボカド半分をよく混ぜて滑らかにします。

次ぎに好みのねっとりさ甘さになるまで、コンデンスミルクや牛乳、氷を入れます。

牛乳だったら２００ccと砂糖大さじ１くらい、コンデンスミルクならおおさじ２くらい。

◆　アボカドと豆腐のサラダ

ドレッシングは、和・洋・中華のどれでも合うので、好みで選べます。

豆腐とアボカドのやわらかさが調和して、食感が良い組み合わせになります。

アボカドと豆腐は同じ大きさに切ると、見た目がよくなります。

ドレッシングは、和風にするなら、わさびしょうゆ、あるいは生姜しょうゆにします。

ゴマドレッシングのごま風味もおいしいです。

ちょっと手を加えて、やわらかいサラダ菜を敷くと彩がきれいになります。

　

　

●アボカドの栄養と健康効果

　

●　アボカドの栄養素（可食部１００ｇ中）

・食物繊維・・・２.１g　　・カリウム・・・７２０mg　　・ビタミンＥ・・・３.３mg

・ビタミンＣ・・・１５mg　　・ ビタミンB6・・・0.32mg　　・葉酸・・・84mcg

・脂肪酸総量・・・16.22g　　・食物繊維・・・5.3g

●主な効能

・利尿作用　　・高血圧予防　　・動脈硬化予防　　・脳梗塞予防

・心筋梗塞予防　　・がん予防　　便秘改善

　

アボカドは「森のバター」とも「バターフルーツ」とも呼ばれ、世界一栄養価の高い果物です。

　

果肉に脂肪分が約１６％も含まれているのが特徴で、これほど果肉に脂肪が豊富なことは、いわゆる「果物」の範疇に入るものとしては珍しい。

　

アボガドの脂肪はノンコレステロールであり、血液をさらさらにしたり、動脈硬化症を予防する不飽和脂肪酸で、今話題のオレイン酸が多量に含まれオリーブオイルに似た性質を持っています。

　

また、アボガドに豊富に含まれる栄養素は、風邪の予防に必要不可欠なビタミンＣ、便秘 を予防し大腸がんを防ぐ作用がある食物繊維のほか、血中のナトリウ ム（塩分）を体外に排泄し血圧を下げ、肝機能の負担を減 らす作用があるカリウム、心臓病や脳卒中・脳障害を予防し、強力な抗酸 化作用を持つビタミンＥなどが挙げられます。

　

特にビタミンＥの含有量は多く、アボカド１個半程度で成人男子のビタミンＥの適正摂取量である１０mgを摂取できます。

　

　

●アボカドの保存方法

【保存のポイント】

■　まだ固い状態のときは、室温で置いておくと追熟します。

■　5℃以下になると冷蔵障害を受けて食味が悪くなりますのでご注意ください。

■　熟したものを保存したいときは涼しいところに置いておいてください。

　

アボカドは未熟な内に収穫し、常温で追熟させることでやわらかくなります。

皮が緑色のものはまだ未熟なので、２０度前後の場所で追熟させてください。

温度が２７度以上になると追熟障害が起きるので気を付けましょう。

　

皮が黒みがかり、握ったときにやや弾力を感じれば食べ頃です。

熟したアボカドはビニール袋で包み、冷蔵庫の野菜室へ入れます。

２〜３日は保存できますが、熟しすぎると果肉が黒っぽくなって崩れてくるのでなるべく早く食べましょう。

　

食べるときは、真ん中の種にそって半分に切り種を取り出します。

熟したアボカドは手で皮をむくことができるので、皮をむいたら好みのサイズにカットすればOK。

　

　

◆　アボカド　別名、ワニナシ（鰐梨）　の話

　

アボカドは南アメリカ北部からメキシコ高地が原産です。

スペイン人が16世紀にインカとアステカを征服したときには、北はメキシコから、ベネズエラ、南はペルーまで栽培されていました。

　

アメリカへは１８３３年にフロリダ伝わりました。

アボカドがアメリカ以外で経済的に栽培されたのは、イスラエル、南アフリカ、オーストラリアなど２０世紀になってからです。

　

低温に弱く、主に熱帯、亜熱帯で生育する。

樹高は２５m程の大きさになり、濃い緑色の果実をつけます。

５月頃に花が咲き、果実の収穫は１１〜１２月頃。

　

中南米では果樹として栽培された長い歴史があり、ペルーのチャン・チャン遺跡からは西暦９００年頃のものと見られるアボカドの実をかたどった土器が出土しています。

　

●名称について

メキシコならびに中米のスペイン語圏ではアグアカテ（aguacate）と呼ばれます。

語源はナワトル語で睾丸を意味する単語「アワカトル」（ahuacatlまたはauacatl）で、アボカドの実の形状に由来しています。

　

アボカドの名はメキシコのアグアカテに由来します。

昭和４０年代までは、果実の表皮が動物のワニの肌に似ていることに由来する英語での別称alligator pearを直訳して、ワニナシとも呼んでいました。

　

　

●アボカドの栽培

日本では和歌山県の南部、鹿児島県の奄美大島、沖縄県、高知県など、比較的温暖な気候の地域で栽培されているが、生産量はごく少ない。

　

日本で販売されているアボカドのほとんどはメキシコからの輸入品です。

アメリカのカリフォルニアやブラジルでも多く生産されているが、メキシコの生産量には遠く及びません。

　

アボカドは比較的簡単に種を発芽させて観葉植物として楽しむことができます。

水に浸して発芽させる場合では、残った果肉で水が腐らないよう、取り出した種を水または洗剤を使ってよく洗い、種子の３分の�Tほどを水につけておきます。

水を毎日取り替えると夏場であれば１週間ほど、冬場でも７週間ほどで根が出るので、それから鉢土に植えるとよい。

直接土に植える場合は、さっと水洗いした種子をそのまま庭や鉢植えしても良く発芽します。

　

冷蔵庫で一旦冷やされたアボカドは発芽しない場合が多いので要注意。

発芽率が芳しくない場合は、流通過程で冷蔵されている可能性もあるので購入店舗を変えてみるのも一つの方法です。

発芽した後は成長が速く、栽培条件が良ければ、１年間で５０cm〜１m程度の高さになります。

初夏や夏に植えると、充分に成長する前に冬を迎え、枯れてしまう事も多い。

そのため桜の開花時期以降の４月頃に種を植えるのが最適です。

　

比較的湿気の多い土壌を好みます。

寒さには弱く、露地植えの場合は、雪や霜に直接あたらないよう注意する。

なお、冬には葉が枝ごと落ちて、乾いた茎だけになって完全に枯れたように見える状態になる場合もありますが、翌年５月頃までには再び芽吹くことが多いので、それまで諦めず経過を観察した方が良いでしょう。