山ちゃんの食べもの考

 

その1
 

 

はじめまして 山ちゃんの自己紹介

 このホームページをお借りして、今回から、日ごろ食べ物について考えていることアレコレを皆さんとも話し合っていきたい。そして食について本当のことが正しく伝えられ、良い食べ物が少しでも広がることを願っています。  昭和12年生まれで63歳。食品スーパー、有機野菜などの流通業を経て昨年現役引退。

 ”山ちゃん”は中学生の時、先生からつけられたあだ名”山賊”変じて山ちゃん。今でも山ちゃんと呼ばれて、本人は結構気に入っている。

 食べ物売りの仕事を40年間もやってきて、どうも今の食べ物の作られ方、売られ方、食べ方が腑に落ちないのだ。このままでは何か自分の人生、後味が悪い。

  「食」とは何か――真面目に考えてみたい、勉強してみたい、訴えてみたい。そんなわけで「健農健食研究所ラフ」を始めた。名前は立派だが何を研究するわけでもなく専門知識があるわけでもない。ただ、40年前に比べて食べ物の作られ方、売られ方、食べ方が総じて悪化しているように思えてならない。何のための食べ物、何のための食ということが本質から少し離れすぎていないかと思うのだが、皆さんはいかがお考えですか。

 

まともに食べ物と呼べるものが少なくなってきた――と実感している。

 だから、私の思いや考え、提案を発信しますが、同時にいろんな考えや教えをいただいて食べ物の本当のことを少しでも明らかにしていきたいのです。何故かって、まともと呼べる食べ物作りや販売が全く無いわけではないのですが、かなりのテマヒマがかかりコストも高くつく、簡単には作れないし大量生産というわけにもいかない。宣伝する力もない。簡単には売れないから扱う業者もいない。どちらかと言えばまともな食べもの作りや商いは、お金儲けよりもっと大事な何か崇高な志を持った人達だと思う。本物作りに挑む人達に出会うと、両手を合わせて拝みたくなるほどの感動を覚えるのです。

 

 ”売れ筋商品”、”買い筋商品”はまともな食べ物でしょうか?

 ご存知でしょう。例えばスーパーなんかで山と積まれたお買い得品。チラシなんかでこれでもかと登場する価格訴求品。――それらのほとんどはよく売れる”売れ筋商品”です。つまり多くの人が買い求める”買い筋商品”なんですね。皆で渡れば恐くない。

 それらは、どこで、誰が、何を使い、どのような方法で生産・栽培された、どんな品質の原材料を、どこで、誰が、何を使い、どのような方法で生産・加工・貯蔵されたものなのか――例えば今あなたのお子さんが喜んで食べているそれはどうなのかご存知ですか。

 ミネラルウォーターよりも安い、いろんな飲み物や醤油や調味料なんかありますよね。ある奥さん曰く、「家計が助かるわ」って。自分やお子さんの命は助かるんですかね。競争が激しいからメーカーも問屋さんもお店屋さんも大損してでもサービスしてくれてるんでしょうか。

 

ご一緒に考えてみませんか。普段の食のあり方を

 あるテレビ番組で○○が△△にいいと報道されるとワッ!と売れちゃうんですよね。そんなに命や健康のことをお思いでしたら毎日の食べ物をもう少し見直してみませんかと申し上げたくなるんですよ。

 これから週に1度ぐらいのペースで、山ちゃんの食についてのアレコレを発信したいと思います。食べ物についてできるだけ多くの人に考えて欲しいんです。そして健康な農業、健康な食が少しでも広まることを願うのです。お願いします。


 

ごらんいただいたことを大変ありがたく感謝します。

 


生命の農と食を考える
L A F 健農健食研究所 ラフ
L ife A griculture F oods

FAX :076-223-2005
mail :m.ikeda@ninus.ocn.ne.jp

池田 優

 

 

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